67camper's Blog

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GREAT WALKER!

2007-02-14 03:41:13 | jazz & vocal
Jazz's Great "Walker."/Leroy Vinnegar
(VeeJay VJ2502)


 西海岸を代表するベーシスト、リロイ・ヴィネガーはWaking Bassの名手として知られており,彼のサポートするアルバムでは強いビート感,スウィング感が聴かれ,いつも心地よい快感がありますよね。シェリー・マン,アンドレ・プレビン、そしてヴィネガーからなるトリオでの「My Fair Lady」等記憶に残る名盤を多数残しているのは皆さんご存知のとおりです。レナード・フェザーは彼を評してライナーノートの中でそのwalking bassに加え"...there is the choice of notes, quality of sound, and the manner in which the notes are given continuity. In all of these, Leroy Vinnegar has long been accepted as one of the most tasteful and best equipped in the world."と評して絶賛しております。

 メンバーはピアノにMike Melvoin, ドラムにBill Goodwinという若手を加えたトリオです。Melvoinは同じ西海岸を代表するベース奏者レッド・ミッチェルが発掘して来たピアニストでペギー・リーのバック等で活躍したプレーヤーです。彼の愛奏曲である"You'd Be So Nice To Come Home To"やオリジナルブルース“Bee See"のスクエアなピアノを披露しています。Vinnegarが以前から好きだったと言う"If I Should Lose You"ではbossa ナンバー"Persuasion"と並びリロイの「WALKING」が充分に楽しめます。また、リロイのオリジナル"Double Stopping"では2-3本指を駆使した和音を出したりで凝ったこともなされてますが,単純に「WALKING」しているリロイの存在感の方が遥かに大きく思います。

 所有盤はVee Jayのブラック,レインボーのセンターレーベルのモノラル盤です。