67camper's Blog

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パシフィックオムニバスの白眉

2007-03-13 03:11:50 | jazz & vocal
The Blues/Various Artists
(Pacific Jazz JWC-502)


 パシフィックジャズはウエストコーストを代表するレーベルですよね。白人プレーヤーを中心としたウエストコーストジャズを語る上には,欠かせないレーベルでファンも多いと想像します。このレーベルに500シリーズという一連のアルバムがありますが、いずれもオムニバス盤であるのが特徴ですね。その中でも白眉と言われるアルバムが本日アップのアルバム,このクラクストンのカバーが有名ですよね。おそらく次号のジャズ批評の”私のジャケ買い~”にも掲載必至と思われるような美しいカバーです。タイトルロゴのブルーも美しいですし,バックカバーもタイトルがこの色で記載されており2色刷りの豪華さです。

 演奏はオムニバスですからすべてを紹介しないとダメですね。サイドAは"Royal Garden Blues"(PJ1205, Bud Shank), "2 Degrees East-3 Degrees West"(PJ1217, Bill Perkins-John Lewis), "Walkin' Carson Blues"(PJ1209, Chico Hamilton), Leroy's Blues(Jack Sheldon), サイドBが“Blues In The Night"(Russ Freeman), Blues Going Up(PJ1201, Gerry Mulligan), Blues on The Rocks(PJ1220, Chico Hamilton), Some Good Fun Blues(PJ1208 Jack Montrose)の全8曲すべてがブルースで占められています。ブルースをやった場合,演奏はおおむね水準以上となることが多いですよね。それぞれの演奏については出典先のアルバムに任せることとし割愛します。

 所有盤は画像のとおりのプロモ盤。オリジナル/モノ盤と思います。プロモのスタンプが邪魔ですがこの美しいカバーには思い入れがある方,結構いらっしゃるのでは???