先日,職場の20歳代の若者のお母さんが所有していたと言う,古いレコードをたくさん戴きました。懐かしいレコードが何枚もありましたが,保存状態にも問題があって聴けない盤も多かったのが少し残念です。その中から一枚をアップしましょう。自分のアコギの聖典とも言うべきサイモン&ガーファンクルのサウンド・オブ・サイレンス/ミセス・ロビンソンのシングル盤です。キャサリン・ロスとダスティン・ホフマンの映画”卒業”の文字がカバーにいれられて、曲名が日本語で書かれています。68年のリリースと裏側には記載がある古い物です。シングル盤のカバーにもLP盤ブックエンドのカバーを持ってきてしまうところが,S&Gの顔が写ってりゃーいいや見たいな感じで当時の日本らしい微笑ましさをも感じさせる仕業です。
LPブックエンドのカバーは上のごとくで,現在うちの階段にあるレコードフレームに入っています。良いカバーですね。こう言ったフレーミングには最高です。
さて、最近購入した一冊の本をアップしますね。タイトルは”僕の音盤青春記1971-1976”。筆者は版画家,イラストレーターの「牧野良幸氏」です。自分と同世代。氏の中学時代サイモンとガーファンクルのギフトパック(2枚組3000円)から始まるレコード遍歴を懐かしいイラストとともに振り返ったモノで、同世代には涙モノの書です。奇しくも,このギフトパック,自分が最初に買ったLP盤で氏と全く同じでした。懐かしい70年代の世相にも触れることができて、同世代の人にはおすすめですね。