67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

S&Gのシングル盤によせて

2007-03-30 13:00:11 | アコギ

 先日,職場の20歳代の若者のお母さんが所有していたと言う,古いレコードをたくさん戴きました。懐かしいレコードが何枚もありましたが,保存状態にも問題があって聴けない盤も多かったのが少し残念です。その中から一枚をアップしましょう。自分のアコギの聖典とも言うべきサイモン&ガーファンクルのサウンド・オブ・サイレンス/ミセス・ロビンソンのシングル盤です。キャサリン・ロスとダスティン・ホフマンの映画”卒業”の文字がカバーにいれられて、曲名が日本語で書かれています。68年のリリースと裏側には記載がある古い物です。シングル盤のカバーにもLP盤ブックエンドのカバーを持ってきてしまうところが,S&Gの顔が写ってりゃーいいや見たいな感じで当時の日本らしい微笑ましさをも感じさせる仕業です。



 LPブックエンドのカバーは上のごとくで,現在うちの階段にあるレコードフレームに入っています。良いカバーですね。こう言ったフレーミングには最高です。



 さて、最近購入した一冊の本をアップしますね。タイトルは”僕の音盤青春記1971-1976”。筆者は版画家,イラストレーターの「牧野良幸氏」です。自分と同世代。氏の中学時代サイモンとガーファンクルのギフトパック(2枚組3000円)から始まるレコード遍歴を懐かしいイラストとともに振り返ったモノで、同世代には涙モノの書です。奇しくも,このギフトパック,自分が最初に買ったLP盤で氏と全く同じでした。懐かしい70年代の世相にも触れることができて、同世代の人にはおすすめですね。

インフルエンザ

2007-03-30 10:40:47 | Weblog

 どうも水曜から体調がすぐれないと、異常に倦怠感が強く熱っぽい。
とうとう鼻粘膜の検査を受けたら,どうやらインフルエンザA型という。ってことでうちの職場の業務規定でインフルエンザになると出勤停止という。結局本日は公休ということで自宅療養となった。3月5日から連続24日間勤務なんていう労働基準法に触れるような勤務に耐えられなかった感じです。

 当然のように噂のタミフルが処方され、これを内服するとちょっとはマシなかんじで、今日は日頃聴きたかったレコードでも聴いたり、読もうと思って購入していた本でも読んでおとなしく療養を決め込むつもりです。

 今週の始めに長男の発熱から始まり次男,自分,そして今日から末っ子が発熱,何ともなりません。一人熱のない,女房も多分時間の問題でしょうね。

ホークとエリントンの激突

2007-03-30 01:21:45 | jazz & vocal
Duke Ellington Meets Coleman Hawkins
(Impulse stereo A-26)


 エリントンはスイングしないのが問題だとコメントをくれた方がいたが,確かにベイシーと比べると圧倒的なスィング感を示さないのは、やっぱりベイシーにおけるザクザクザクのFreddie Greenようなギタープレーヤーをおいていないのが原因かも知れません。高尚とは言わないまでも,~組曲なんてのも結構やってて、タコ耳にはついていけない物があるのが事実です。でもフルバンドじゃなくってエリントニアンのセレクトメンバーによるセッションは楽しさ溢れる聴きやすいモノがありますよね。今日はインパルスに録音したホークとの共演盤です。

 62年録音で,メンバーはColeman Hawkins(ts), Johnny Hodges(as), Ray Nance(tp, vln), Lawrence Brown(tb), Harry Carney(bs, bcl), Duke Ellington(p). Aaron Bell(b), Sam Woodyard(ds)のオクテットです。こういうビッグコンボでの分厚いアンサンブルは気持ちが良いですね。またblowin sessionなので難しいことをやらないのが良いですね。A面はカリブソリズムが心地よい"Limbo Jazz"で始まります。続く十八番の"Mood Indigo", スモーキーなアンサンブルで始まるテーマが気持ちよいですね。後の2曲はblues。ホークの堂々たるソロ(時にカーネイと区別がつかない。やっぱりタコ耳です。)最高なのは,やっぱりホッジスでしょう。その音色はアート・ペッパーやマクリーンに負けない個性爆発です。人気では明らかに負けてますが・・・。サイドBはエリントンのオリジナル"You Dirty Dog"で幕を開けます。ここでのホークのソロがこのアルバム中のベストプレイ,スムースで男性的なトーンのホーク,次にでる艶やかなホッジスの対比が面白いです。gatefoldのなかにこのサックスセクションの写真が載っていました。良い3人ですね!



 所有盤はインパルスの外周が赤のabcラベルです。再発ですが、コーティングが聴いていていい作りです。リラックスしていて有名盤じゃないところが良いですよね。