The Bobby Timmons In Person/Bobby Timmons
(Riverside RLP391)
(Riverside RLP391)
リバーサイドレーベルはモダンジャズの3大レーベルの一つで重要な録音が多いですよね。特にライブパフォーマンスを収録したモノにも佳作が多いのが特徴なのは皆さんご存知の通りです。キャノンボール,エヴァンス,モンク,ウェス,ティモンズなどなど・・・。自分においては、いずれもジャズの聴き始めに購入したビクターからの国内再発盤です。センターレーベルにグリーンのマイルストーンラベルが使われてたりする奴があったりで、「ちょっとなぁ・・・」なんて思う再発です。
さてその録音です。キャノンボールのシカゴと本日アップのティモンズのインパーソンでは、ベースとドラム(バスドラ)でしょうか?、あくまでも私見ですが音が団子になって分解能がわるく、どうも繰り返し聞く気が起きなかったアルバムでした。最近入手したこのティモンズ盤のモノラル・オリジナル盤では、カーターのベース,アルバート・ヒースのドラムの分解能が数段あがったなと感じています。A-1の枯葉は、名演の一つでしょうが、この演奏でのファンキーな3連1拍のティモンズ,いいですね。61年のビレッジバンガードのライブですが,この会場に居たかったと思うのは自分だけじゃない筈です。続く,"So Tired"はご存知ティモンズのヒット曲。何度聴いても良い曲ですね。, そしてソロの"Goodbye"と続くA面は自分の中でさらに輝きを増してfavorite albumになりました。B面ではB-3の"Softly As In A Morning Sunrise"はカーターのフィーチャー曲として有名ですよね。B-2の"I Didn't Know What Time It Was"とともに彼のアーシーなソロに大きなスペースがさかれています。
ブルーのセンターレーベルにシルバーロゴ,マイク&リールのモノラルオリジナルです。ティモンズはスタイリストであったことも知られていますが,カバーのツウィードのジャケットを来て微笑む姿,センスを感じるプレイヤーですね。
PS:文中に「キャノンボールのシカゴ」と書いたのは、誤りで「サンフランシスコ」が正解です。