67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

2007桜の下へ!

2007-04-01 20:58:33 | Volkswagen

 インフルエンザ休暇も今日が最後。来週には桜も見れそうもないので、明日体調が悪くないと信じて行ってきました桜の下へ。まだタミフルを内服してるのになんてややバツの悪さを感じながらの大渡ダム公園です。桜は7-8分咲きでもう今週には満開って感じでした。桜は本当に観れる期間が短いので紅葉に比べりゃチャンスを逸しがちですからね。無理したかいあってきれいな桜を今年も観ることが出来ました。  



 子供達も幸い今朝から発熱もなくなりました。長男は女房の実家に行ったので今日は4人で花見です。暖かくなってチョークが利いてる時間も短くなった66bugも走り出せば好調そのもの。でもやっぱりエンジン始動時のパンパンって音は気になるのですが・・・。そろそろオイルも交換です。残念ながら、このときにまたキャブの調整が必要な感じですね。

「私的入手困難だった盤」

2007-04-01 00:36:14 | jazz & vocal
West Coast Vibes/Roy Ayers
(United Artists UAS6325)


 幾度も自分の前に現れながら,スルッととおり抜けて入手できない盤というのが自分にはあるのですが皆さんどうでしょう。国内外のジャズレコード店やオークションにでて見かけてはいたのですが入札しては負け,リストで見つけて問い合わせをかけては"Sold Out"の返事を受け取り続けたアルバムである。思わぬ高値がついたりで諦めたこともありました。昨年,遂に入手したアルバムがこれです。今年度はインフルエンザ公休で始まりましたが,ジャズはこの”私的入手困難だった盤”ロイ・エアーズで行きましょう!

 このアルバムの存在はSJ社74年臨時増刊”幻の名盤読本”で知っていました。勿論,聴いたことがなかったですが・・・。バイブ奏者の中では最もgeneration的には新しい部類に入ると思います。彼は1940年、LA生まれ。最初はギタープレーヤーだったと言います。ミルト・ジャクソンとカル・ジェイダーを聴いてバイブに転向したと語っています。そのデビュー盤が本アルバムです。メンバーはハードドライビングプレイで知られるCurtis Amy(ts, ss), 盟友Jack Wilson(p), Bill Plummer, Vic Gaskin(b), Tony Bazley, Kenny Dennis(ds)の四重奏団もしくは五重奏団で行われます。A-1のロイのオリジナルファンキーブルース"Sound and Sense"で彼の卓越した作曲の才能とテクニックに納得するでしょう。Amyのうねるテナー,スクエアなウィルソンのピアノも好ましいですね。続くマンシーニの”酒とバラの日々”もボッサタッチですきなトラックです。そしてもう一つの聞き物はB面冒頭の"Ricardo's Dilemma"です。オリジナルのワルツでここでもロイのソロは好調,Amyのソプラノも美しいです。他にもカルテットでやるパーカーの"Donna Lee"やモンクの"Well You Needn't"などプロデューサー/レナード・フェザーの手腕も光りますね。

 アルバムはUnited Artistsのオリジナルステレオ盤と思います。カバーが素晴らしく、ブラウン系の落ち着いたバックにマレットを持って見上げるロイの表情がいいですね。