67camper's Blog

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さすがBG、凄いメンバーだね!

2007-04-11 03:46:57 | jazz & vocal
Happy Session/Benny Goodman
(Columbia CL1324)


 BGことBenny Goodmanは古い録音にヒストリカルな良いアルバムとされている物が多いですが,ハードバップ中心に聴いていた頃にはほとんど目もくれなかった記憶があります。初期の録音の悪さがさらに敬遠に拍車をかけていたのかもしれません。神戸にグッドマンの名を冠したジャズ喫茶があったと思うのですが、昔何度か足を運んだ記憶があるのですが,そこでも聴いたことはありませんでした。ビッグネームながらあまり聴かれてないのではなんて考えてるのは自分だけでしょうか?本日は,ヨーロッパツアーで成功を収め新しいアレンジャーに登用したユーゴ人,Bobby Guteshaが活躍する58年録音のこのアルバムをアップしますね。さすがGoodman!, サイドメンが本当に素晴らしい!!!

 まずはこのアルバムのタイトルチューンで幕を開けます。リフをが軽快なナンバーでAllen Smith(tp), Herb Geller(as), Pepper Adams(bs), Russ Freeman(p)のソロがfeatureされます。続く"You'd Be So Nice"が最高です。イントロのBarney Kessel(g)のコードワークが実に気持ちがいいですね。低音をいかしたAndre Previn(p), Kesselのソロと御大のプレイが美しい音色で素晴らしいです。この曲の名演にいれてもいいのでは?と思います。A-4の"Indian Summer"は五重奏団でBGの美しいプレイとTurk Van Lake(g)のFreddie Greenを思わせるコードワークが聴きモノです。B面の"Batunga Train"はちょっと"Bei Mir Bist Du Schon"に似たflavorを持つ佳曲ですね。続くblues, "Having A Ball"はBGとPrevinがfeatureされますが,ここでもKesselのコードワークがすばらしいですね。

 所有盤はコロンビア,6eyeモノラルoriginalのホワイトラベルのプロモ盤です。ちょっとデクスター・ゴードンのベツレヘム盤を思わせるカバーイラストが好きですね!