ブログも長くやっていると(といっても、まだ2年にもならないのですが)いろんな反響がありますね。ジャズ批評というジャズ関連の情報満載のbi-monthlyの本がありますが,この3月号「ジャズ批評No.136」のブログ紹介ページ(p.137)に掲載されたのを皮切りに,今度は「私のジャケ買いコレクション」というタイトルで、原稿依頼があったのです。「それでは一つ」なんて思い,原稿を送っていたら、何と採用されてしまいました。今回は,原稿の校正の連絡もないし、てっきり「没」かな、なんて思っていたらブログ仲間の久保田さんから,「出てるよ」なんてコメントを戴いたもので,早速書店にいって購入してきました。P80にちょっと予想外のレイアウトですが自分が書いたものが活字になっているのをみて、嬉しいやら恥ずかしいやら・・・。周囲のジャズレコード界のお偉方に混じって掲載されると,自分のような素人っぱさがまた妙に良かったりします。(自我自賛、爆,アホだね)
「ジャケ買い」とは中味を知らないレコードを,そのアルバムカバーに惚れて購入するという、モノ購入の定説をくつがえすような、コレクター,オタク的レコード購入行為をさしますが,ジャズレコード収集フィールドでは「カバーが良ければ中味良し」みたいなジョーシキがあって、まあ、それにのっとれば、しごく当たり前な行為なのですが、通常のジョーシキはやっぱり通用しませんよね(笑)。要するにカバーのアートにもお金を支払うと言う行為なんだろうと思います。当然,元々はサイズの大きいレコードでの話なのですが,最近はCDでも「ジャケ買い」というらしいですね。
でも、あらためてジャズやボーカルのレコードカバーの美しさを再認識させてくれますし、レコード収集の良い手引書に仕上がっていると思います。