無題

2011-02-10 19:58:19 | 司法試験関連
(本気で)やればできる,必ずできる!
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強制起訴の持つ危うさ

2011-02-10 18:13:03 | 司法試験関連
小沢氏の強制起訴の問題である。元々,検察サイドとしては,有罪は難しいということで起訴を見送ったわけで,強制起訴されたとはいえ,有罪に持ち込めるかは甚だ疑問である。

ここで問題化するのは,民意の反映ゆえの強制起訴で,無罪が連発されたら制度的にどうなのか,という点であろう。アメリカのように有罪率が50%を切るような国で起訴されるのと違い,日本では起訴された段階で「推定有罪」が強く働いてしまう。起訴された側の負担は非常に大きい上に,結果として無罪で終わるケースが多いとなると,これは制度的に問題がある,という話になってくる。元々感情的な運用になりやすい制度であり,今回も政治倫理上の問題が「強制起訴」という形に表れてしまっているような気がしてならない。

この強制起訴の制度は,元々起訴すべき=有罪になるべき人が,何らかの「大人の都合で」起訴されないようなケースを想定されていたのではと思うのだが,今回のようにグレーだが,立証面で厳しい,という事例で注目を浴びてしまったのは皮肉であろう。

小沢氏が有罪なのか無罪なのかと言う問題と,政治倫理面の問題は別であるが,完全にごっちゃになっている。民主党幹部は,もし小沢氏が無罪になった場合,どう責任を取るつもりなのか,というのも気になるところだ。

検察審査会によって間違った強制起訴がなされた場合、いったい誰が責任をとり、誰がどのように謝罪するのか、損害を回復するための措置を、誰がどのようにしてやってくれるのかといった疑問点も出されており,今後の課題であろう。

にしても,「起訴相当」,「不起訴不相当」,「不起訴相当」。。。混乱しますねぇ(笑)
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