昨年の吉野クラス受講生の方が,今年の予備試験の報告に来てくれました。予備試験の短答の結果がなんと二桁順位でした!「おお,これは凄いですね」と言うことで,勉強方法を聞いてみると。
「過去問題,肢別本等は殆どやりませんでした。その代わり判例六法を六法がグシャグシャになるまで読み込みました」とのことでした。やはり条文判例の網羅的なインプットが重要だな,ということが分かります。短答基準点をクリアーできない人達の「短答対策の間違いぶり」をいつも指摘していますが,本当にもう「真逆だな」ということがお分かり頂けるかと思います。
「インプットはしないで,少量の問題を解いて終わりにする」。これがほぼ100%共通する「失敗する勉強方法」です。やはり「網羅性」が重要なのです。急がばまわれ。地道なインプット作業が結局は近道なのです。