答案の１ページ目が終わっても，ぐずぐず抽象論に終始していたり，主要論点に全然切り込めていない答案と，既に切り込めている答案では，やはりキレが違います（印象も全然違います）。
コンパクトに書く，端的に切り込めるというのは実力がないとできません。少ない文字数で必要なことを伝えると言うのは高度な技術がいります。同じテーマについて、1200字で書くのと400字で書くのとでは後者の方が遥かに難しい作業です。
従って、１ページ目のテンポが良い答案というのは「実力者である推定」が強く働く答案だ，ということを意味します。
人形は顔が命，答案は最初の1ページ目が命です。
