心の免疫力~書とことばから

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求めて~ by 沙於里

瞬発とバランスを鍛えるには

2010-01-21 | 木簡

                                 木簡臨書 (半紙)

以前読んだ「われ笑う、ゆえにわれあり」(土屋賢二著 文藝春秋)という本の
一節に書いてあったんだけど。

古代ギリシャ時代、人間を定義しようという試みに対して「羽のない二本足の動物」
「理性的動物」「政治的動物」「笑う動物」などというのが挙がったらしい。
それにはそれぞれ「?」がついて、結局どれも定義としては失敗だったようで。
つまりは、人間を定義するのは不可能である、と。

それにしても、人は定義することが好きであるような。
好きというか、その方が何かと樂なのかな 

で、最近この「定義したい欲求」を持つ人が増えたような。
こうあらねばならないに始まり、情報過多の割に目に付きやすい情報に流れ易く
たぶんこうであろう論にやっきになるというか 

「事件」(人間)は、現場で起きて(生きて)いるのであ~る。

半紙という狭い中で、書いてしまった点、線の、次の方向、量を決めるのは
定義ではなく、瞬発力とバランスのセンスであるような。

現場では、定義なんか役に立たないことも多々あるのであ~る 

なので・・瞬発力とバランスを鍛えよう
木簡の臨書は、その鍛錬にはもってこいだと思う。

・・なんて、偉そうなこと言ってみた 

コメント (2)
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