(半切)
今年の 蘭秀会展 の作品つくりのヒントにとあれこれ書いた作品の一部。
木簡とか甲骨、金文とか、楷書の創作とか。。
半切が一応規定なんだけど、大きい作品ももちろんOK。
でも大きいのはそれなりに「慣れる」ことも必要であり
なので、まずは2尺×6尺とか大きいのに書いてみるとよいかも、であ~る。
それで、気分が大きくなったところで(笑)半切に向かうと
なんだか妙に小さく感じて、文字に勢いというか活気が出るかも、であ~る。
お試しあれ。
そして、ここでまたふと思う。
人生もまたしかり、とな
狭いところに閉じこもっていたり
狭い人間関係の中で、自分を転がしていたり
狭い知識や理解の中で生きていたら
狭い中での自分にしか出会えないし
狭い中での出会いしかない・・ような
スケールの大きな作品は、簡単に書けるものではなく。。
また、紙が大きければスケールも大きいというものでもなく。。
その大きさの中にあって、自分が自分を見渡せるか
自分を見失わず、見誤らずに生かせるか・・
人生は一日にしてあらず、作品もまた同じ、とな
狭いところから広い世界へ行くには、多少の勇気もいるけれど
えいやっ~と思い切って大きな紙に書いてみたら
意外や意外、気持ちいい~ってなるってもんでありんす。
お試しあれ