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 兵庫県養父市•明延鉱山の続きです。
 一円電車の乗車体験を楽しんだ後はガイド付きの「明延鉱山探検坑道」に参加しました。
 大人1名1200円、要予約です。
 写真はコースの出口です。

明延鉱山

 明延鉱山で採られた銅が752年に完成した奈良の東大寺の大仏に使われたというくらい歴史がある鉱山で、1987年に閉山しました。
 
 坑道に入ると冷んやりしています。坑道の総延長は約550km、深度は海面下140mという凄さ。学習用として公開されているのはごく一部です。

明延鉱山

 写真右方向にはトロッコのレールが敷かれています。軌間は500mmです。
 途中に保存されている2T蓄電池式機関車と1T鉱車です。オレンジ色ですね。


明延鉱山

 見学コースで最も長い直線が続く区間です。右手に写っている配管はエアー配管です。採掘用の機材の動力源および送風に使われていました。

明延鉱山

 深くまで掘り下げられた坑道のほとんどは地下水がたまり、地盤が崩壊しないようにあえて水を貯めているということです。

 坑道の設備や車両も水に沈んでいるそうです。



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