エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#聖書の言葉 #1人豊か  #聴く耳

2017-11-15 07:50:07 | 聖書の言葉から

 

 

 

 

インターメッツォ: エリクソンの叡智 : 私が確かにされる感じの初めの信頼
   「光」、目指してる?   解散風とホラ吹き  解散風をホラ吹きが吹かせていると言います。 良かったと思います。 徹底的に「NO」を言うチャンスだか......
 

 

 今朝も,Out of solitude,p.18から。今朝は,ヴァン・デ・コーク教授と被ります。

 

 

 

 

 聴く耳がなければ,いくらしゃべっても気持ちが相手に伝わりません

 

 

 

 

 

 聴く耳が,やっぱり大切です。

 おしゃべりの私が言うくらいですから。

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#ニッポンへの警告 #母子の気持ちがバラバラ #猟奇的事件の温床 #あおり運転の温床 …

2017-11-15 07:30:07 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

「発達トラウマ障害 Enpedia」  をご参照ください。  

 

 

インターメッツォ: エリクソンの叡智 : 私が確かにされる感じの初めの信頼
   「光」、目指してる?   解散風とホラ吹き  解散風をホラ吹きが吹かせていると言います。 良かったと思います。 徹底的に「NO」を言うチャンスだか......
 

 

 ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?

 第7章。「同じ波長になる:くっつくこと(アタッチメント)と心の音色を響き合うこと(アトゥーンメント)」です。p.122,第4パラグラフから。

 

 

 

 カーレンと仲間たちが分かったことは,母親がいつでも「ダメ」と言ったり,「~しなさい」と言ったりする禁止と命令が多いことが,その母親の,大人になれない子どもが,心が不安定になる一番強烈な元だ,ということでした。しかし,カーレンたちが発見したことは,他にもありましたねお母さんの気持ちが子どもの気持ちに心響かず離れていることが,一番深刻で,長期的な悪影響を子どもにもたらすのでした。母子の気持ちがバラバラ母子で立場が逆になること(ここでは,母親は,子どもが自分の面倒を見ることを期待します)は,若者の中に,自分と他者を攻撃する行動(訳注:自殺,無謀運転,無謀な金使い,無謀な過食…と,いじめ,うそ,暴言,暴力,ヘイトスピーチ,殺人,傷害…)と,特に密接に関係します

 

 

 自分が生きている感じがなく自分を傷つけたくなる衝動(お金を使いすぎる,誰彼構わずセックスする(訳注:援助交際),ヤクの乱用,無謀運転(あおり運転),過食も含む),場をわきまえず,すぐにカッとなる(訳注:電車やタクシー内の暴言,暴力),何度も自殺を繰り返す,という大人,が最近ニッポンに多いでしょ。

 その理由が分りますね。母子の気持ちがバラバラで母親が自分の満足のために子どもを利用することが,あまりにも多いことが,原因です。

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#発達トラウマ障害DTDの毎日  #いまも戦場 #恐怖と不安が止められない #死にたい も #仕方ない

2017-11-15 06:27:48 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 発達トラウマ障害(DTD)のご相談は,こちらへ。agape☆gmail.com  但し,全て半角にしてから,☆→1430777@に変換してください。当方,年間70~80ケースの発達トラウマ障害(DTD)セラピーをしてきていかなりのケースが善くなっていますよ。あなたも是非位一度連絡してください。料金は収入によっていろいろです。世帯所得によって,ワンセッション500円(家庭保護世帯,母親のひとり親世帯など)~30,000(年収1,000万以上)

 

トランプ次期大統領 という現象から、見えて来た私どもの姿
   「パートタイム政治参加」 vs 日本人の長時間労働   人を大事にする可能性  現実には、資本主義の原理と人を大事にする原理が両立するかもしれない......
 

 ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?

 第19章。「応用神経科学 : 怖がりやすい心を脳に結び直す / コンピーターを使った方法」です。p.314から。

 

 

 

 

 

 サンディー・マクファーレンで思い出すのは,ピエール・ジャネが,1889年に言ったことでした。すなわち,「トラウマを負わされるストレスは,今現在を十分にイキイキとしていなれなくなる,1つの病です」という言葉を思い出しました。数年後,私が映画「ハート・ロッカー」,この映画は,イラクでの兵士たちの経験を描いた映画ですが,この映画を見たとき,私はすぐにサンディーの研究を思い出しました。かの兵士たちが,極限のストレスに対処する限り,一点集中の集中力で仕事をしました。しかし,市民生活に戻ったとき,スーパーで単純な選択をしなくてはならないときに,どうすればいいのかわからなくなったんです。帰還兵支援法で大学の講座に登録した帰還兵で,学位をとれなかった人の数に関する統計は,警報を発していることが,いまは分かっています。(80%以上の帰還兵が学位が取れない,という人もいます。)集中力や注意に関する課題が,帰還兵にはあるという,よくできた記録が,まったく役になっていないことは,確かです。

 

 

 

 

 

 

  映画「ハート・ロッカー」は,イラクで爆弾処理をする兵士のことが取り上げられた映画でしたね。予告編しか見ていませんが,爆弾処理の時に,吹き飛ばされる兵士の映像が印象的でした。戦場で異常なストレスにされされると,アメリカに戻って,目の前にもう異常なストレスがないのに,まるでいまも戦場にいるかのようなストレスを感じ続けて,日常生活がうまくいかない

 発達トラウマ障害DTDの子どもも,大人も,もうすでに発達トラウマのなるようなストレスが目の前になくても,まるで戦場で爆弾処理をしている兵隊みたいに,クラスにいても,校庭にいても,職場にいても,いまも戦場にいるかのように,日常生活がうまくいかない,ということがあるほうが,普通です。

 死にたくなったり,暴走運転をしたり,暴れたり,時には,人を傷つけたくなったり…しても,仕方がありませんでしょ

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#鋳型な心の習慣 #自由な心の習慣 #本気と考えることの価値

2017-11-15 04:51:49 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 

 発達トラウマ障害(DTD)のご相談は,こちらへ。agape☆gmail.com  但し,全て半角にしてから,☆→1430777@に変換してください。当方,年間70~80ケースの発達トラウマ障害(DTD)セラピーをしてきていかなりのケースが善くなっていますよ。あなたも是非位一度連絡してください。料金は収入によっていろいろです。世帯所得によって,ワンセッション500円(家庭保護世帯,母親のひとり親世帯など)~30,000(年収1,000万以上)

 

インターメッツォ:  「自分のことを褒められたい」からの脱出
   愛着障害のカウンセリング これだぁ!   黄金律の不思議  世界のメインテナンスにも、やり取りが必要なようですね。 p220第2パラグラフ。   ......
 

 今宵はまた,Young man Luther  に戻りまして,p.21 ブランクから。

 

 

 

 

 

 

                       3

 精神分析と宗教との二項対立について、私は,ケンカ腰の人みたいにして,人間の条件を論じたくはありません。心理学が確立したいと努力しているのは、人間の行為の中で,何がハッキリ真実と言えるのか、ということですし、ハッキリ真実と言える行動には、人類にとって,真実に思われたり、真実に感じたりすることを言葉にすることも含まれます。私が心理学の言葉を用いて解釈したいと思っていることは,どんな臨床的な経験やどんな精神分析の考え方が、人間のハッキリした心の仕組み(訳注:意識)に依存しているのか、と私が気付いたことです。これこそ1人の臨床家として、また、1人の教師として、私の仕事です。この仕事には,(これまでご指摘してきましたように)歴史的理由から,精神分析が,ハッキリ真実と言えることと、真実であるとハッキリ感じることとの境界線上にある,1つの場所をほぼ独占してきた、という自覚が含まれています。精神分析的研究が新たに着眼した大事な着眼点は,どれも,そこから,新しい暗黙の価値体系が生まれてきた,という事実によって,私どもは,自分が言葉にしているように見えることに,本気かどうか,自問しなくてはなりません。また,その事実によって,私どもは,私どもを批判する方々と共に,精神分析を,精神分析だけが大事とする立場と,区別しなければなりませんし,私どもの仕事が,プロの仕事人からプロの仕事と認められた仕事であるばかりか,通念という鋳型によって時代に合わせて操作されるままの,一つの思考体系である,ということも,理解しなくてはなりません。私どもの精神分析の成功そのものが示しているのは,私どもの党派心には価値判断がある,ということです。

 

 

 

 

 

 いま,改めて翻訳しなおすと,ここも,ハンナ・アーレントの『人間の条件』を前提にして書いていることは,火を見るよりも明らかでしょ。『人間の条件」について論じている点,「言葉にすること」を行為(ハンナ・アーレントの言葉では,action活動ですが)に含めている点,など,ハンナ・アーレントそのものでしょ。

 マイケル・ボランニーの『暗黙知」も考えに含まれてますでしょ。

 私どもが話すことは,それによって,人と関わる行動です。しかし,自分の行為の意味を全体的に考えない限り,暗黙の価値体系に絡めとられて,自分も人も騙して,傷つけることになってしまう,というのが,ハンナ・アーレントが『人間の条件』で問うた問いだったでしょ。

 自分の価値判断を自覚するためには,言葉を本気で話すことが,自分の頭で考えることが,何よりも大切です

 

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