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発達トラウマ障害(DTD)の3大治療
3分の1の現実 奇跡 ―ミラクル― 奇跡 ―ミラクル―、と書いて、お気づきの方もあるでしょう。長田弘さんの詩集のタイトル。 「奇跡」と言った......
ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
第7章。「同じ波長になる:くっつくこと(アタッチメント)と心の音色を響き合うこと(アトゥーンメント)」です。p.122から。
まとまりないくっつきパターンは,2つのパターンで違いました。1つのグルーブの母親は,自分のいろんなことに気が取られて,赤ちゃんの世話をお留守にする感じです。この母親は,押しつけがましく,敵意がある場合が多かったです。この母親は,赤ちゃんの相手をしないことと,赤ちゃんに自分のニーズに応えてもらいたいみたいに振舞うこととの間を揺れていました。もう一つのグループの母親は,頼りなく,怖がっている感じです。この母親は優しいか,弱弱しく見えますが,どのように人と関わっていいのか判らず,子どもに慰めてもらいたい感じです。子どもが離れた処から戻ってきたときに子どもを出迎えませんし,子どもが愚図っても抱き上げません。この母親は,こういったことを意図的にしない感じです。この母親は自分の子どもと心を響き合わせ,子供の合図に応える術を知らないから,子どもを慰め,安心させることができないだけみたいでした。敵意があり押しつけがましい母親は,子どものころに,身体的虐待をされたり,家庭内暴力を目撃したりしていることが多いし,他方,引っ込み思案で依存的な母親は,子どものころに,性的虐待をされたり,親を亡くしている場合が多いです(身体的虐待はありません)。
課題の大きな母親は,何らかの形で子どものころに虐待されています。
ですから,自分の子どもにどのように接していいのか,それが分かりません。知的にわからないだけじゃなくて,人格的体感的に分からないんです。
高度成長時代以降の時代を育った今の母親は,触れ合って人格的に子どもと関わる関わりを知らない人がとっても多い感じです。虐待も多かったと思いますが,私の臨床的な感覚では,しかし,日本では,身体的虐待などよりも,母親が忙しさにカマケテ子どもの目の前にいない,ということが激しい心理的虐待になっている(かつて,母親がそうされ,いま,子どもにそうしている)のに,その自覚がない場合が圧倒的多数だと,私は考えます。