2足のわらじでガンバ!
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吉川みつこの〝気ままではいられない〟日記
フェロシルト関連で公文書公開を受けた後、愛知ネットの定例会に参加
◆公文書公開
フェロシルトを搬入された現場(砂防指定地域)の公文書公開で、県の機関に出かけた。東海三県の多くの現場が砂防指定地域で起きており、その多くが法違反をしている。
今回公文書公開をされた現場も然りで、許可申請以上にモノ(公文書にはフェロシルトの記述はない)を持ち込み、県はそれを撤去させるのではなく、「防災上問題がないように防災工事をしなさい」と指導し、新たに防災工事の砂防指定地域内工事の許可申請を出させている。
この県の甘い対応につけ込み、砂防指定地域では想像がつかないほどのことが多発しているとの心配もある。
◆愛知ネットワーク定例会へ
この構造は、農地関連の部署でも起きており、たい肥や残土と称し全国的に問題が起きている。(以前にも書いたが・・・)
◆今年から食品リサイクル法が本稼働 ◆家畜糞尿も堆肥化
しかし、それを受け入れる農地は、◆後継者もなく、たい肥を使いこなせるほどの労力はない
また、法改正により ◆農業法人など、農地の取得が容易になった。◆借地もしやすい
そして、財産分与で ◆農地は分割相続され、遠方在住の所有者がふえ・・・
といったように、たい肥の過剰生産、農業の衰退、法の運用の甘さなどの背景から、農地は廃棄物処理の的にさらされている。
午後、処分場問題愛知ネットワークの定例会があり、このようなテーマで話し合いをした。
たい肥の使用方法についても、「たい肥が利用できる作物とできない作物があり、良質なたい肥を作るにはかなりの熟成が必要」「たい肥を使って良い作物を作っている農家もある」「今生産されているたい肥と称するものの効果はどうなんだろう」「肥料取締法改正が問題だ」・・・との意見もだされた。
フェロシルト事件や偽堆肥事件など、悪質なリサイクル事件により、良いリサイクルまでもが壊されてしまうのではないかと心配である。
◆NHK名古屋の見学に
定例会後、フェロシルト取材でお世話になった記者に、NHKのスタジオを案内して貰った。ちょうど夕方のニュース番組「ほっとイブ」の生放送中。思ったより和んだ雰囲気の中で収録されていた。