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吉川みつこの〝気ままではいられない〟日記
▲トーヨーボールのアスベスト問題で、県へ申し入れ
■稲沢市平和町領内にあるボーリング場「トーヨーボール」問題
このボーリング場は、ホテルニュージャパンの社長横井英樹氏が経営していました。
私は、このボーリング場のすぐ近くに23才まで住んでいたし、ボーリングもよくしにきていたので、最盛期のころのこともよく知っています。
今は、天井が抜け、飛散性アスベストがむき出し。窓ガラスは割れ放題。若者が出入りし、青少年の健康と健全育成にも問題があります。早急に何とかせねばなりません。
★9月19日、尾張建設事務所に確認したところ、
「環境パトロールの時に立ち寄り、いつも見ているが飛散の恐れはない」と担当者は説明しました。外から目視でどうやってアスベスト飛散状況を判断するのか・・・、そんなことができるなら超能力者で、あちこちに引っ張りだこになっているはずと思いました。
■本日20日、ダイオキシン・処分場問題愛知ネットワークから、愛知県ならびに県教育委員会へ申し入れ書を提出しました。
この施設のアスベスト問題に関わったのは、1年くらい前かと思います。
しかし、このとき県が言ったことは「解体しない限り、飛散はしない」と。そのことばを信じ、トーヨーボールには、飛散性アスベストは使われていないと思ってきましたが、いくら非飛散性アスベストでも、これだけ朽ち果てれば問題があると思い、調べ始めました。
そして、突きとめた現実は、大変深刻なものでした。
県の「心配はない」の言葉を鵜呑みにしていたことに、大変反省をしています。
★本日、各部署では真剣に話しを聞いてくださり、口頭での回答は、
大気環境課「債権回収機構などに、飛散防止策をとるよう働きがけをしていく」
教育委員会「委員会に報告し、県の担当部署に働きがけていく」
県民生活部社会活動推進課「パチンコ店で少女がコロされる事件もあり、廃墟のことも重要だと考える」etc
★以下、本日の提出文書
平成18年9月20日
愛知県知事 神田真秋 殿
愛知県教育委員会委員長 加藤 勤殿
廃墟におけるアスベスト問題と青少年の健全育成に関する申し入れ
ダイオキシン・処分場問題愛知ネットワーク
代表 吉川 三津子
稲沢市平和町にあるトーヨーボールは、ホテルニュージャパンの社長であった横井英樹氏が経営していたボーリング場で、1フロア80レーンが3フロアといった東洋最大のボーリング場として、昭和45年頃にオープンしました。ボーリングブームが去った頃から建物の老朽化はどんどん進み、ガラスも割れ、天井も落ち、現在ではひどい廃墟となっており、早く解体して欲しいとの大きな地域の声があります。
しかし、横井英樹氏が破産したことで、整理回収機構などの手に渡っているとの噂も聞いていますが、建物の管理責任は誰にあるのか、どこへ相談をしたらよいのか、地元住民はわからず大きな悩みの種になっています。
また、問題は美観だけでなく、トーヨーボールには飛散性アスベストの問題があります。屋内は、天井が落ちてアスベストがむき出しになっており、特に最上フロアの天井はほとんど落ちてしまっています。県は「飛散の可能性はない」と言っていますが、周辺住民は大きな不安を持っています。これ以上老朽化が進めば、とても「問題がない」と言ってられないのではないでしょうか。
このトーヨーボールの問題は、周辺住民だけの問題ではなく、最近は減ったものの、心霊スポットとして青少年が出入りし、夜の遊び場となっているという問題もあります。青少年の健康上ならびに健全育成の観点からも大変問題があり、直ちに対策を執る必要があります。
よって、特に青少年の健康と健全育成の観点から、以下の実現を切に望みます。つきましては、下記について、9月30日までにご回答頂きますようお願いいたします。
1.青少年の健康と健全育成のため、トーヨーボール屋内に入れない措置をとること
2.トーヨーボールのアスベスト調査を行い、屋外へのアスベスト飛散防止策をとること
3.トーヨーボールの安全な解体が、早期に実現するよう努力すること
4.県下に於けるアスベスト使用の廃墟の存在や、老朽化、若者の侵入状況などについての調査をすること