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▲廃墟のアスベスト問題(1)

■廃墟「トーヨーボール」、昨日の県へ申し入れの件での「マスコミ報道」

 昨日の申し入れをしたことが新聞報道され、いろいろな情報提供の電話がありました。
 「今でも高校生などのたまり場になっていますよ」との情報も頂き、直ちに愛西市に「生徒が中に入らないように各中学校に連絡して欲しい」とお願いしました。

 稲沢市議会でも、取り上げられたと聞いています。

 新聞で取り上げられたことにより、トーヨーボールにアスベストが使われていることが周知され、感謝!
しかし、中日新聞掲載の県のコメントは、誤報かと思うほどの内容なので、県に指摘をしましたので、以下をご覧下さい。

↓9月20日、毎日新聞夕刊(クリックすると拡大)

★県尾張事務所のコメント
「建築年代や形状から、飛散性アスベストの可能性が高い。詳細な調査と飛散防止策を検討したい」としており、立入禁止なども検討している。

★専門家コメント
「子どもの出入りも考えれば急を要し、直ちに立入禁止、飛散防止の措置をとらねばならない。権利関係が複雑なら、自治体がまず動くべきだろう」

毎日新聞の専門家のコメントがうれしい。

↓9月21日、中日新聞朝刊・尾張版(クリックすると拡大)

★チンプンカンプンの県大気環境課のコメント
アスベストが大量に使用された昭和40年代の建物であることから、アスベストの可能性は高い。吹きつけされていれば、飛散の可能性は低いのではないか」とみる。

↑誤報かと思い、県にコメントについて、電話で確認 → 誤報でなく、やっぱりわかっていないみたい

 厚生労働省は、「吹き付けアスベストが問題だから、対策をしなさい」と言っているのに、県は何をわけのなからないことを言っているのかと、私は、コメントをした当人に電話をした。

 「厚生労働省は、露出して『吹き付けアスベスト』が使用されている場合、劣化等によりその繊維が飛散する恐れがあるから、対策をとるようにしなさいと言っているのに、吹き付けてれば大丈夫というコメントはどういう意味か」と。

 しかし、「吹き付けてくっついていれば、飛散しにくい」との回答が繰り返され、アスベストの繊維飛散のことが理解されていないようだった。昨日は、施設内のアスベスト写真も一緒に提出したのに・・・。

↓9月21日、中日新聞朝刊・県内版(クリックすると拡大)
 

★県尾張事務所のコメント
「土地の所有者を確認し、アスベストが実際に飛散しているか調査したい」

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▲トーヨーボールのアスベスト問題で、県へ申し入れ

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