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▲C型肝炎:厚生労働省が告知を怠る

 行政には、一人一人の生命を大切に考えて欲しい

 昨夜テレビを見ていると、C型肝炎患者名を知りながら、厚生労働省が患者を放置していたとのニュースが流れました。

 私の近しい身内にも、C型肝炎に感染した者があり、人ごとではありませんでした。私の身内も、こんな病気にかからなければ、もっと元気に過ごせていたかもしれません。

 そして、私は、このニュースをみながら、トーヨーボールアスベスト問題も同じ問題だなと思いました。行政には、30年後40年後に責任を持てるような対応をして欲しい。ひとりひとりの生命を大切に考えて欲しい。それぞれには、人生があります。それを狂わすようなことは全力で回避する努力をするのが行政の役割だと私は思う。私も、できる限り安全な解体が実現するよう努力しようと思います。

 昨日、市民団体から県・2市にお願い文を提出。新たな所有者にも文書が発送されました。

 

以下、10月17日12時56分配信 読売新聞

薬害肝炎患者の把握、国は知っていた

 薬害肝炎問題で、製薬会社が2002年に厚生労働省に報告した症例一覧表に記載された患者の氏名などを把握していた可能性があることについて、同省は17日、「企業が一部の姓名を把握していることを国は知っていたものと考えられる」とし、当時から、国がこの事実を認識していたことを認めた。

 民主党の厚生労働部門会議で、議員の質問に答えた。一覧表は血液製剤「フィブリノゲン」を投与されC型肝炎などを発症した418人分で、三菱ウェルファーマ(現田辺三菱製薬)から02年8月に提出された。匿名で、投与年月日や症状などが記されている。

 先月、薬害肝炎大阪訴訟の裁判の過程で、原告の女性がこの一覧表にある情報の当事者の1人であることを同社が確認したことで、原告・弁護団から、「企業側が一覧表の患者を特定していながら感染原因を告知せず、患者を放置した」と批判の声が上がっていた。

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