2足のわらじでガンバ!
★無党派・市民派「愛西市議会議員」★
★市民活動「環境&子育て&高齢者&まちづくり」★
吉川みつこの〝気ままではいられない〟日記
▲総合斎苑(セレモニーホールつき火葬場)建設について、説明会
午後2時から、表題の説明会が開かれました。6月議会で開催を求めたが「しない」と市側は答弁したのですが、開催されることになりました。録音も撮影も禁止の中で行われ、一生懸命筆記しての報告ですので、何か間違いがあれば、コメントに入れていただけると助かります。(市職員の方も大歓迎!)
《はじめに》
司会は、経済建設部長の篠田氏がつとめ、20名から意見が寄せられ、地域性と意見の類似性から10名を選んだことが説明された。
市側として、市長・副市長・市民生活部長・環境課長・企画部長・財政課長・経済建設次長・都市計画課長・経済課長・用地課長・建設課長が、前に並んだ。
《まずは、市側からの説明。都市計画課から》
・「本日の会は、都市計画法第16条1項に基づく説明会です」
⇒ 法律調べてみました。
(公聴会の開催等)
第十六条 都道府県又は市町村は、次項の規定による場合を除くほか、都市計画の案を作成しようとする場合において必要があると認めるときは、公聴会の開催等住民の意見を反映させるために必要な措置を講ずるものとする。
・「新市建設計画」「総合計画」「都市計画マスタープラン」に位置づけられている。
⇒ セレモニーホールのことは、記されていません。「新市建設計画」には、たくさんの事業が記されています。だからこそ、シンプルに。
・佐屋の斎場は、老朽化している。
・セレモニーホールは、市全体の77%が、コミュニティーセンターや民間施設を利用している。
⇒ 民間で足りているのでは?
・額縁道路建設と、買収のめどがつかないままの「道路建設」について説明
・燃料、未だ決まらず
⇒ 都市ガスが近くに通っていることが、西保町に誘致される「最大の理由」となってきました。今日も「燃料については、価格のこともあり、検討する必要がある」と今日も市側は説明しました。
《10名の意見陳述》
・佐織地区在住の「賛成者」、八開地区在住の「賛成者」、佐屋地区在住の「反対者」、お住まいのわからない「賛成者」、そのあと、佐屋地区在住の5名の「反対者」、佐織地区在住の「反対者」の順で意見陳述がされました。
【賛成者の意見】
・大井町の火葬場が、全市でできたらよいが・・・。
・駐車場の関係から、家での葬儀は難しくなった。民間で立派な葬儀をすると200万円くらいかかる。よって、セレモニーホール賛成。
・八開地区は、農業への経営意欲が高い地域だから、火葬場の建設はだめ。
・どこから来ていただくにも、便利。
【反対者の意見】
・2万平米は、6000坪。旧中日球場の1.5倍。セレモニーホールを造らなければ、かなりの費用が浮く。
・セレモニーホール:副市長は、1/3の費用で葬儀ができると言っている。ニーズはあるのか?
・情報公開、説明不足で進められた。
・地権者と議員との癒着。
・用地選定理由が、不鮮明。
・議会でも、検討委員会でも十分な議論はされていない。
・議会と行政への不信感。
・これから企業誘致する地域に、火葬場をなぜ造ろうとするのかわからない。実際に、火葬場ができることで、アオキスーパーが撤退した。
・市民の意見を聞くこと、市民合意が大切。
・民間セレモニーホールは、年々サービスを強化している。競争していけるのか?(ニーズはあり続けるのか?)
・行政のしごとは、「大規模なものを建設する」よりも、切実な要望を聞くことである。
・保育料値上げ、保健センター廃止、大規模給食センター建設など、不安を感じている人が多い。
書き留めたことは以上です。まだまだたくさんあったのですが、書ききれませんでした。
《市側回答》
当日の陳述に答えることはなく、事前に用意された文書がたんたんと読まれました。途中で退席される方がたくさんあり、会場からも「陳述者の質問に答えていない」との声が上がりました(反対運動をされている方々ではないようでした)。