2足のわらじでガンバ!
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吉川みつこの〝気ままではいられない〟日記
▲一般質問、おわりました。「斎場問題、市民に正直な説明を!」
今日も、たくさんの市民の方々が傍聴に来てくださいました。傍聴席は、満席に近い中、質問をさせていただきました。
■斎場問題:「西保町のみなさんや市民のみなさんに、虚偽の説明をしてきたのですか?膝をまじえて、正直な話し合いを!」
斎場予定地が西保町に決まったのは、「都市ガスが近くに通っている」ことが、ひとつの大きな要因でした。そうした中、市側は「燃料は、まだ決まっていない」と言いながら、事業を進めてきました。しかし、燃料が決まっていなければ、設計ができるわけがありませんので、情報公開請求をして調べ、市側が虚偽の説明を地元や市民のみなさんにしてきたことがわかりました。
・この間、市は、燃料について、このように説明をしてきました。
▲5月16日起案 プロポーザル公募業者への質問書への回答伺い書(公文書)
・市は、業者からの燃料への質問に、「灯油で計画しています」と文書回答。
しかし・・・・・・
▲5月24日 西保公民館で、環境影響調査結果説明会
・西保町住民 「燃料も決まっていないのに、どうして環境影響評価ができるのか?」の指摘
▲6月12日 6月議会にて「燃料は、どのようになったか?」
・部長 「最終段階に来ておると思いますが、今しばらくお時間を頂きたいとおもいます」
・市長 「ガスの配管もできているというような判断の中で進めてきている訳でございまして、先ほど部長が申し上げました、これからいろんな協議の場で最終決定はなされるわけでありますけれども、そうしたことも踏まえて選択肢のひとつということでご理解を頂きたい」
▲6月15日 西保団地での説明会
・西保団地住民 「燃料は何を使うのか?」
・市長 「ガスとか灯油とか・・、まだ決めていない」
・西保団地住民 「都市ガスを利用するのが、西保町に決める大きな理由。東邦ガスからダメだと言われているがどうなのか?」
・副市長 「可能性として、灯油もガスも都市ガスも選択肢として・・・・」
・西保団地住民 「油とガスの備蓄は危険物設備をつくるということは、児童館や線路の安全面ではよいのか?」
・副市長 「問題ない」
▲6月22日(日) 環境影響調査説明会 佐屋公民館
・副市長 「「都市ガスはクリンなエネルギーであり、検討中」
▲8月31日(日) 環境影響調査説明会 佐屋公民館
・市側、映像で説明、「燃料については、今後、検討する必要がある」
・議会でも、虚偽の答弁をしていたことになります。本日の議会でも、以下の通り。(みつこの筆記より)
・副市長 「都市ガスが利用できないことが、7月末にわかった」
・みつこ 「設計をプロポーザル公募するのに、燃料が決まっていなくて、支障はなかったのですか?」
・副市長 「なかった」
・みつこ 「設計するには、燃料貯蓄タンクなどが必要になるし、プロポーザル公募のとき、業者から問い合わせはなかったのですか?」
・副市長 「なかった」
・みつこ 「それは、変ではないですか?公募参加者から”予定されている火葬炉の熱源を提示下さい”と質問が来て、”灯油で計画しています”と答えていらっしゃるではないですか?」・・・「回答書を出していいですか?という伺い書に、担当者、主任、係長、課長補佐、課長、次長、部長、そして、副市長、市長の印が押してあるじゃないですか。少なくとも5月16日以前に決まっていたんじゃないですか」
・議会が終わってから、西保町の方々に伺いました。「西保町には、都市ガスが通っているからとずっと聞いてきた。都市ガスが使えないなら、西保町に持ってくる理由がなくなる。だから正直に言わなかったんだろう」と。
額縁道路、歯抜け道路、分割入札、そして燃料の虚偽の説明。西保のみなさんと膝を交えて正直な話し合いを持つよう、要望しました。そして、こうしたことが、明らかになっていくにつれ、こうしたことに関わらねばならない職員の気持ちはいかばかりかと。
▲一般質問、おわりました(口利き問題、退職金支出は適正か?、市街化調整区域替え案について)
今日も、たくさんの市民の方々が傍聴に来てくださいました。傍聴席は、満席に近い中、質問をさせていただきました。
■口利き問題:「議員や業者などからの口利き記録、残していますか?」
口利きには、良い口利き(提案)と悪い口利き(利益誘導や人事関与)などがあります。
談合問題や大分県の教師採用問題から、口利きが問題になっています。また、悪質な産廃業者が職員を脅し殺害するといった事件もあり、多くの自治体で口利き記録を残すようになりました。記録を残すことは、圧力をひとりで抱えることなく共有できるようになり、職員の安全と仕事のしやすさにつながります。愛西市では、議員や業者などからの口利きの記録はどのように扱っているかを聞き、今後、記録を残すシステムの構築を提案しました。
市側は、職員に周知していくと答弁しました。
■評価漏れで、市民は5年さかのぼって固定資産税を払った。調査不十分で退職金支出がされていないか?
免許取消の職員がいるらしいとのことで、職員の免許証検査が昨年暮れに行われました。その結果を情報公開請求したところ「文書不存在」。更に調べましたところ、免許なしの職員が、中途退職していました。
記録を残していないこと、懲戒処分基準にふれるかどうかを確認せぬまま退職金が支払われたことは、問題です。調査不十分として指摘しました。
市側は、調査をし直すと答弁しました。
■市街化調整区域、市街化区域替えの案を、愛西市は9月に県に提出します。都市計画は、市民に公開しながら進めて欲しい。
市街化調整区域、市街化区域について、県へ提出される案の公開を求めましたが、デリケートな問題なので・・・と、市は公開をしない姿勢。私は、できるだけ公開しながらきちんと議論できることを望んでいるのですが、いつもここが平行線。
隠そうとすればするほど、行政と市民との距離を感じてしまいます。出来る限り、情報の公開をしてほしいと思います。