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議会だよりの配布をしながら・・・

昨晩は、議会だよりを徹夜で印刷。
初めての議会報酬と借金で購入した印刷機は、一晩フル稼働!

今日は、通信を手にお話しを伺いながら配布を開始です。
巡回バスと給食のご意見を主に伺いながら・・・。
良い意見が伺えていますので、議会活動に反映します。

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噂の東京マガジンを見よう

本日(8日)、1時半から、TBSの「噂の東京マガジン」で久々にダイオ
キシン問題が取り上げられます。

たぶん東京での土壌汚染の内容が主かと思いますが、
先日、愛知にも取材に来られました。
愛知の問題が今日放送されるのかどうかわかりませんが、
取材の時に伺った内容は、とても興味深いものでしたので、
是非ご覧下さい。

取材の時、山口良夫さん(欽ドンのよしお君?)にお会いしました。
とても感じの良い方で、すっかりファンになりました。

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RDF事故で県職員ら15人書類送検

 容器包装リサイクル法施行により、プラごみの圧縮過程に問題はないかとの疑問から「杉並病」のことを調べて、想像以上の症状に驚き、「じゃあ同じように圧縮過程のあるRDFも問題でしょう」という疑問からRDF問題を調べはじめたのは、名古屋市がゴミ非常事態宣言を出す少し前。

 調べ始めると、課題だらけでした・・・。安全性も、コスト面も・・・。

 ダイオキシンが出ない「夢の施設」として広まったのに、実は、RDFを製造するときにも、焼却するときにもダイオキシンは発生するということで、ダイオキシン対策をせねばならないといった代物だったのです。(やっぱり”夢”だった)

 三重県RDF発電所爆発事故の時は、我が村でも地響き。
 この事故の2か月半前(5/30)に、私は偶然にも発電所見学に行きました。すでに火災事故などトラブルが多発しており、汚水の問題で現地の方とも一緒でした。
 そのとき見せられたRDFは、ピカピカに光り、カチカチの堅いRDF(←これは、どこで偽造したのでしょう)。そして、そのとき、遠くから映したRDF貯蔵庫の写真の下部から、かすかに蒸気か煙か分からないのですが、もや~としたものが出ていたのが、ずっと気になっています。(どこかに写真があるはずなので、カチカチのピカピカのRDFと一緒にまたアップします。)

 語り始めれば、きりがない三重RDF問題。計画段階で、三重企業庁長は、ある講演会で「RDFはだめだ」ということを臭わす発言も。そんな中でこの計画は進められたのです。

 法的責任を問われても当然であり、廃棄物処理法違反の責任も問われるべきでしょう。
 フェロシルト事件とRDF問題をからめ、中日新聞に載せて頂いた記事がありますのでご紹介。

 

(以下、中日新聞05.01.06)
http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20060106/lcl_____mie_____000.shtml

RDF事故で県職員ら15人書類送検
庁内、驚き隠せず

 桑名市の三重ごみ固形燃料(RDF)発電所で二〇〇三年八月に発生した燃料貯蔵サイロの爆発事故で、現職職員四人を含む当時の県企業庁職員六人が五日、操業委託先の富士電機システムズ(東京)、桑名市消防本部の当時の責任者ら九人とともに書類送検された。事故から約二年半。「書類送検は近い」とみていた企業庁にとっても突然の事態だったといい、関係者は事実関係の確認など対応に追われた。 (谷村 卓哉)

 「事態を極めて厳粛に受け止めている。殉職した消防士の冥福を、あらためてお祈りしたい」。書類送検を受けてこの日、井藤久志庁長ら県企業庁幹部が記者会見に臨み、カメラの前で深々と頭を下げた。

 新たなRDF貯蔵槽の建設など、安全管理に努めていることを強調した上で「二度と痛ましい事故が起きないよう万全を期したい」とも。送検された職員の処分や、退職した当時の浜田智生庁長(61)に対する退職金返還請求などに関しては「検察の捜査の結果を待って判断したい」と答えた。

 〇四年九月のRDF発電所再開に際し、自らを減給処分にした野呂昭彦知事も取材に応じ「当時の関係者は爆発の危険性を十分予見していなかったと思われるが、結果として、関係機関全体が責任を問われている」と厳しい表情で話した。

 企業庁によると、この日午後二時半ごろ、県警と四日市労働基準監督署から別々に「関係者を書類送検した」と連絡があった。庁内は騒然となり、送検容疑の確認や今後の対応方針を決める協議に追われたという。ある幹部は「事故からまもなく三年。昨年末から『もうそろそろかな』と話していたが、まさか年明け早々とは」と驚きを隠さなかった。

 RDF発電所は事故後、安全対策に費用をかけたことや事業に参加する自治体が伸び悩んだことで、収支面でも苦しんでいる。この幹部は「RDFは当初、夢の施設と言われ、今でもごみを有効利用する施設としては否定しないが、あの事故は新技術の生みの苦しみとしてはあまりに大きすぎた」と声を落とした。

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実家で過ごす風習

 昨日と今日(3日、4日)と、議会便りを手にポスティング。

 実家へ帰って留守のお宅が多いのでは?と思いつつ出かけたが、思いの外、留守のお宅は少なかった。私の子どもの頃は、正月と盆は、必ず父か母の実家に泊まり、従兄弟同士でふざけあいながら過ごしたものだが、そのような風習も少しずつ変わってきているのかもしれないと思った。

 それにしても、今年の冬は寒い!今日もみぞれが時折・・・。

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愛知県が「廃棄物ゼロ地域」設定へ(中日新聞より)

 リサイクルすべてを否定するわけでないが、フェロシルト問題に関わって、多くのリサイクルの課題を感じている。
 愛知県行政もフェロシルト問題では、苦労した立場であり、三重県行政にも苦言を述べてきた。しかし、この記事を見る限り、フェロシルトの教訓が生かされるのかは疑問だ。

 堆肥化についても課題が多い。肥料取締法改正により、特殊肥料の原料は何でも良く、危険な産廃が堆肥に紛れ込んでいる可能性も否定できない。また、愛知県の農水担当曰く「愛知県の農地は、家畜糞の堆肥を使用するだけで、飽和状態。それ以上入れると、過堆肥で環境汚染をもたらす」と。来年からは、食品リサイクル法が動き出し、ますます堆肥は増える。それに引き替え、農業は高齢化し、堆肥を使えるような状況ではない。持って行き場のない堆肥は、フェロシルトと同様の道を歩むのではないか。愛西市は、農業のまち。12月議会で取り上げたところである。

http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20060103/mng_____sya_____000.shtml
中日新聞05.01.03
愛知県が「廃棄物ゼロ地域」設定へ
全国初、新年度に基本構想

 愛知県と中部経済界がリサイクル事業に新エネルギー技術を組み合わせ、地域での廃棄物の排出ゼロを目指す「ゼロエミッション・コミュニティー」の実現に向けて動き出す。愛・地球博(愛知万博)の成果を継承するプロジェクトで、誕生すれば全国初。二〇〇六年度に県が基本構想を策定し、〇七年度から可能性の調査にとりかかる。

 ゼロエミッション(廃棄物ゼロ)・コミュニティーでは、先導的なリサイクル施設を集中させるエリアを設定。そこに新エネルギーのプラントも組み合わせ、廃棄物をリサイクルすると同時に、エネルギーも取り出して電気や熱に変換する。

 周辺地域にこれらを供給する一方、地域の家庭や企業は廃棄物を細かく分別して提供する。地域の取り組みとリサイクル、マイクログリッド(小規模電力網)をネットワーク化することで、処分場に捨てられる廃棄物をゼロに近づける。

 関係者によると、〇六年度は基本構想の策定にあてられ、関連技術の現状や廃棄物の発生状況を調査したうえ、地域特性に応じたモデルを検討する予定。名古屋臨海部、知多地域、西三河北部、東三河臨海部が候補に上っている。

 家庭やコンビニから出る生ごみ、家畜ふん尿を堆肥(たいひ)化するほか、発酵させて得たメタンから水素を取り出して燃料電池に供給するパターンや、工場のボイラーや焼却炉の廃熱を集めて発電するパターンなどを研究するという。策定委員会には学識経験者、経済団体、企業、県などが参加する予定。

 その後、〇七年度から二年ほどをかけて、候補地や事業規模の検討や絞り込み、企業に対する参加意向調査、採算性や事業主体の検討などを行うことにしている。

 〇五年の愛知万博では会場内のゼロエミッションのため、レストランの生ごみを燃料電池のエネルギーとして利用するなど、廃棄物を活用した新エネルギープラントの実証実験が大きな注目を集めた。一方、県は〇五年度から、先導的な六つのリサイクル施設に対し、財源補助などの支援をしている。

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以下、私がフェロシルト問題に関わって感じた「リサイクルの課題」

2度と同じ事件を起こさないために!(どこに問題があったのか?思いつくままに・・・)
 リサイクルの名を語った「不法投棄まがい」の事例が多発しています。今回の問題を教訓にし、行政のシステムが変わらねば同じ事が起きます。今回の問題のどこに問題があったのか、また、この教訓をどう活かすべきかを考えてみました。


★「リサイクル」という言葉の幻想
◆「リサイクル」と言うと、行政も社会も急にチェックの眼が甘くなる。売れなくて不用になったリサイクル製品が野積みになっていても、いつまで経っても「廃棄物」とならず、行政は「あれは製品だ」と言い続ける。この現象は、「豊島のミミズのえさとして、大量に廃棄物を持ち込んだ事件」と似ていませんか?
→今までの廃棄物問題が、リサイクル現場に移動しているだけで、根本的な解決がされていないのでは?

★企業倫理ってあるの?
◆何度も石原産業とは懇談を持ったり話しをした。今回の事件で、大企業に企業倫理など存在しないことを思い知った。

★国の責任は?
◆「廃棄物とは?」の定義がはっきりしていない。ここが問題を大きくした一番の原因!
すべての廃棄物問題が、この定義の曖昧さから発生している。

◆「正製品とリサイクル製品の区別は?」
この問題に出会ったとき、これは大変な問題の始まりだと思った。「ゼロエミッションを進めるための新しいごみ処理の始まりだ」と。つまり、フェロシルトの原料は、一度も産廃業者に渡ることなく、工場で製品(?)となっている。つまり、企業が「廃液は廃棄物ではない」と言うこともできるのではないかと。一旦廃棄物として工場外に出れば、リサイクル製品と言えるが、工場内で今まで産廃として処理していたものを原料に製品を作った場合、製品とリサイクル製品の区別はどうするのだろう。今回は、三重県のリサイクル認定の申請したことで発覚したが、同様な商品が市場に出回っている可能性は大である。今回の事例は、「ゼロエミッションの本性見たり」ということかもしれない。

◆現場は、不法投棄さながら。でも、廃棄物処理法のレンズでみると製品?
平成17年2月に、市民団体は、廃棄物かリサイクル製品かの判断を求めた。そして、環境省は現場に来て、まさに不法投棄現場と同様の姿を見て行っている。誰がみても、普通ではない状況。どうして、積極的に対処しなかったのか。地方分権だと責任逃れが多い。

◆1県のリサイクル認定により、お墨付きのラベルをつけて製品が全国を動き回る。
国として、リサイクルに対する指針を示すべき。

★市場性がないリサイクル製品は、すぐにゴミになる
◆需要もない商品を無理矢理市場に送り出す「リサイクル」。
市場で需要がないものは、良くないルートに流れるのは当然のこと。リサイクルでゴミ問題は解決しない!

◆企業にとって、廃棄物として処理するよりリサイクル製品として処分する方がコストがかからない。
 → よって、無理なリサイクルをしようとする。今回の事件で、企業は利益追求をする物であり、善意で環境に優しいことをすることはないことが、身にしみて分かった。これらのこを踏まえ、どんな施策で企業を環境保全に巻き込んでいくかの課題を感じた。

◆放射性物質を含む製品など、だれも要らない!→誰もが要らない物は、リサイクルすべきではない。

★安全性のチェックは誰がする?
◆放射性物質を含むリサイクルは、やめるべき。

◆廃棄物を原料とするリサイクルは、危険性なリサイクルとなる場合が多い。

★企業のリサイクル製品の生産体制・危機管理は?
◆廃棄物以外の原料による新商品の開発には、需要や消費者のニーズ調査が慎重に進められる。
しかし、リサイクル製品開発に同様の手間暇が掛けられているとは思えない。

★「環境に優しい」の評価は、生産から廃棄までのリスクで
◆酸化チタンは、光触媒として環境に優しいともてはやされている。生産時、廃棄時には大変環境負荷が大きく、環境に優しい商品かどうかは、生産から廃棄までのリスクで評価すべき。

★リサイクル認定のありかたは
◆環境省は「フェロシルトは、永久に管理が必要な商品」と言う。そのような物を製品として認めてはならない。

◆何が含まれているかわからない廃棄物。そのリサイクルの安全性の判断と責任を負えるだけの知識が県にはない。また、流通後に対しても責任を負えるものではない。三重県のリサイクル認定がお墨付きになって、フェロシルトが流通したことを重く受け止め、県によるリサイクル認定はやめるべき。

◆リサイクル製品も使い終われば廃棄物になる。リサイクル製品が廃棄物になったとき、適正に処理されるかどうかの評価がされていない。

★砂防行政の怠慢、体質改善を!
◆申請通りでなくても、申請が出されていなくても、何のお咎めもないのが砂防行政。その甘さをその筋の方々はよく知っている。このことは、砂防だけでなく農地法でも同様。積極的な告発が今後は重要。

◆05.12.12、愛知県議会建設委員会で取り上げて頂く。
→答弁「△違法行為があれば、速やかに行為中止命令を出す。△市町村や環境部と情報交換し、、連携を強める。など、監視を強める方針。
→99年、長久手で起きた砂防指定地域内不法投棄事件で、20名の逮捕者が出た。このときも委員会で取り上げて貰い、同様の答弁があった。この事件に関わった人物がフェロシルト問題にも関わっているとも聞いているが、前回の教訓が全く活かされておらず、砂防指定地域では数々の問題を引き起こしている。今回は、言葉だけで終わらないようにして頂きたい。(最近、問題になっている岐阜県瑞浪市の不法投棄事件も、砂防指定地域であり、愛知県の業者が大きく関わっている。)

★市町村行政の責任
◆最初に業者と関わりを持っているのは市町。手続きのスタートは市町村です。おかしい!と積極的に問い合わせを県にした市町もあったが、市民の声に耳も貸さなかった行政もあり!

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石原産業、四日市に産廃38万トン投棄 フェロシルトの原料(産経新聞より)

産経新聞のwebで以下の記事を見つけましたので、引用します。

Sankei Web 社会 石原産業、四日市に産廃38万トン投棄 フェロシルトの原料(01/01 21:39)

 化学メーカー石原産業(大阪市)が土壌埋め戻し材「フェロシルト」を違法に処分したとされる事件で、同社が1973年から76年の間、フェロシルトの原料となった産業廃棄物の「アイアンクレイ」計約38万トンを三重県四日市市内に投棄したことが1日、四日市市の調査で分かった。 アイアンクレイは酸化チタンの製造過程で出る汚泥で、六価クロムなどの重金属を含む。投棄された時期は、有害物質を含む汚泥を、管理型の最終処分場で処理するよう義務付けた77年の廃棄物処理法改正前だが、市は今月から土壌や水質の環境調査をする方針。 市によると、投棄場所は水田跡地や池、砂利採取跡の海岸など。市は経緯について同社から詳しく事情を聴く。 市環境部は「環境汚染の恐れがあり、排出責任がある石原産業に何らかの対策を求めたい」としている。 投棄場所がある同市楠町吉崎の自治会長坂倉淳一(さかくら・じゅんいち)さん(64)は「当時は有害物質という説明はなかったようだ。不安なので、よく調査してほしい」と話している。(共同) (01/01 21:39)

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 この記事では、六価クロムなどにしか触れていませんが、更に問題なのは、内部被ばくの心配のある放射性物質が問題です。
 05年6月8日、アイアンクレーが埋められていると聞き、四日市市の吉崎海岸に、放射線量測定に仲間達と一緒に行きました。衛生センターのすぐ横です。アイアンクレーは、ところどころむき出しなっており、斜面のむき出しのとろでは、放射線量1μSv/h前後を記録し、自然界の10倍近くを測定しました。原発活動をしている方によると、「1μSv/hを測定したら、その場から直ちに逃げることに仲間内ではなっている。それくらいの線量だ」ということでした。

 その時の写真をご紹介!測定機器のバックは、露出したアイアンクレー。

  

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