脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

高齢者の性、脳脊髄液減少症患者の性

2009年08月04日 | 情報
今日も一日ダウンしていました。

数時間眠っていたのか、倒れこんだまま意識を失っていたのか
不明です。

気づいたら3時間たっていました。

でも、
どうしてもお伝えしたことがあるので今から書きます。

昨日の読売新聞、

医療ルネッサンスで
シリーズ「高齢者の性」の7回シリーズが始まりました。

過去記事はネットでも読めるようになるので
1週間後ぐらいから順次、この記事もネットで読めると思いますので
公開に気づき次第、リンクしたいと思います。

現在連載中の記事はネットでは読めませんので関心のある方は
きのう、きょう、と明日からの読売新聞記事
「医療ルネッサンス」でお読みください。

高齢者の性の問題は、
脳脊髄液減少症患者が抱える性の問題と
重なる部分が多いと思います。


脳脊髄液減少症は、体の症状が強烈だと、
性の症状やその問題はなかなか表に出てこないと思います。

脳脊髄液減少症になると、
性反応性機能減退したり、時には全く消失したりもします。

そのことは
あまり多くの成人患者さんも脳外科の主治医にも
語っていないのではないでしょうか?。

まして、女性患者は男性脳外科医には
婦人科的なことや
こうした性の悩みは特に話づらく、

診察では
脳脊髄液減少症の痛みやだるさの症状の訴えに終始していて

ほとんど性機能の異常については、医師にも報告できていないのが
現状ではないでしょうか?

でも、高齢者の性の問題と同じことが
脳脊髄液減少症患者にも現実に起こっています。

しかも、パートナーが
同じ性機能が低下した高齢者ではなく、

若かったり、
元気はつらつの健常者だったり、

脳脊髄液減少症の症状や体のつらさや、性欲の減退や性機能の低下
性反応の消失に、
全く無理解な相手だったするのです。

私の想像ですが、

そういうパートナーを持ち、人知れず苦しみ悩んでいる
誰にも相談できずに悩んでいる脳脊髄液減少症の患者さんが
多数潜在しているように思います。


その苦悩は、表にでてこないだけに、
医師にもあまり知られていないと思います。

この現実に、脳神経外科の医師は、もちろん、
婦人科医や、男性更年期障害の専門医なども、
もっと関心を持っていただき、

脳脊髄液減少症の性機能低下の症状が引き起こす
深刻な男女関係や体の問題の存在にも気づいていただき、

ご理解いただき、もっと相談しやすい体制を考えていただき、
(性のさまざまな症状についても患者が直接口に出すことなく
医師に伝えられるよう、
任意で答えられるような質問を、問診票に用意するとか。)

もう少し支援体制、相談援助体制にも
関心を持っていただきたいと思っています。

過去記事
EDとLOH症候群と脳脊髄液減少症
コメント (1)
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