もう何年も、
全く医師のいない地域に住んでいる。
全く医師がいないと言っても、
脳脊髄液減少症に関して相談にのってもらえる医師が近くに全くいないという意味だ。
脳脊髄液減少症が引き起こす症状や困り事について、
脳脊髄液減少症の症状に詳しく理解があり、なんでも相談でき、的確に脳脊髄液減少症の検査や診断ができる医師がいない現実は今でも続いている。
難病でも、稀な疾患でもなんでもないのに。
誰にでも、事故でなりうるのに。
なんてこった!
でも、こんな問題点さえ、多くの人たちは今も何も知らない。
明日、我が身、我が子に降りかかるかわからないのに。
コロナより身近で、
コロナよりずっと前から存在しているのに、
誰も、他人事だと思っている。
医師も自分には関係ないと思ってる。
だから多くの脳脊髄液減少症患者たちは、今も、
自分の原因不明の症状の原因が、
実は脳脊髄液減少症だと気づけず、
誤診を信じ込んだり、
どうせ気のせい、ストレスのせいとほったらかされたりしている。
結局、脳脊髄液減少症を診断できる医師に一人も出会えないまま、
つまり、無医師の町に生きるしかない事が続いている。