病気仲間のろくろさんが、見つけてくださった情報です。
10月1日から、日本脳神経外科学会が開催されるそうです。
その中で、脳脊髄液減少症について、
何人かの医師が
演題にある内容を発表するようです。
私は まず、大会会長の
岩手医科大学の 小川 彰先生の
お言葉のひとつひとつが私の胸に響きました。
特に以下の
『医療は患者中心に組み立てられるべきです。
多くの不確定要素を含み
人間を相手にする医療において、
効率中心の「流れ作業」や
「オートメーション」は決してなじまないことを認識すべきです。』
『病める患者がいるからこそ医療があるのであって、
病める患者を少しでも良くするために
医学の研究に努力しているのです。
「患者中心」が基本の中の基本であると
考えます。』
『脳神経外科医療の実態を国民に理解し
ていただき、
患者さん・国民福祉のために今何が必要
なのかを、
医療者側のみならず受療者と共に考え、
国民とともに歩む姿勢、「社会への発信」
なしには
脳神経外科医療の向上につながらない
のではないかと思います。』
との小川先生のお言葉が、
私にはまるで,
脳脊髄液減少症患者の置かれている、
厳しい現状を知ってのお言葉のようにも感じました。
おっしゃっていることは、
医師の心がまえとして当たり前のことなのに、
医師が忘れがちなことだと思いました。
小川先生、患者をおもいやる
やさしい言葉をありがとうございました。
この言葉を読んだだけでも、
脳脊髄液減少症患者の私は今後に
少し希望がもてる気がしました。
ありがとうございました。
また、『脳神経外科の専門家のみならず、多くの方々のご参加を得て、脳神経外科医療の今後の在り方を示すことが出来ればと考えております。』と先生の言葉が結んであるけれど、専門家以外の方も参加できるんですねぇ。・・・・マスコミ関係者?
まさか、患者はダメでしょ?聞きたいなぁ・・・。
どなたか、内容を取材して報道してくれませんかねぇ。
私は個人的には以下のプログラムに興味がわきます。
だって、脳脊髄液減少症に関する演題はもちろん、
それ以外の演題も脳脊髄液減少症に無関係とはとても思えないことがらだから、聞いてみたいです。
脳はひとつでつながっているのだから、自分の専門外のことも
医師たちは興味を持ってほしいです。
でも、時間が重なっていると、
自分の会場の発表内容しか聞けないんだろうな~。
もったいないな~。
★2A-SO5 10月2日(木)8:30~10:30 A会場
座長 吉峰 俊樹 大阪大学
佐藤 慎哉 山形大学
(私のつぶやき:否定派医師も参加しているようですが、
こうやって、土俵にのって、いろいろ討論されるようになったことは感無量です。今まで脳脊髄液減少症は土俵にも乗せてもらえなかったのですから)
★3-S10
座長 榊 寿右 奈良県立医科大学
重森 稔 久留米大学
10月3日(金)8:50~10:50 A会場
(私のつぶやき:どれだけの医師が、脳脊髄液減少症の高次脳機能障害の深刻さを知っているのでしょうか?今回も脳外傷の高次脳機能障害だけのようです。脳脊髄液減少症はまだまだ認知度が低いからしかたないか・・・)
橋本圭二先生って、先日NHKで見た、パラリンピックの自転車選手の主治医の慈恵の先生ですね。
関心のある方は、お問い合わせはこちら
たぶん、脳脊髄液減少症のリハビリにはまだ取り組んでないかもしれないけれど・・・。)
★3D-S11
(私のつぶやき:先天性水頭症があるのなら、先天性脳脊髄液減少症もあるような気がします。でも、それはまだあまり、専門医にも気づかれていないかも・・・。
気づかれないまま、発達障害などと、されていないかと心配です。)
座長: | 橋本 正明 公立能登総合病院 | |
石川 正恒 洛和会音羽病院 | ||
10月3日(金) 13:10 ~14:30 B会場 |
★脳神経外科手術における脳機能画像の役割
★SPECTによる臨床研究
★脳神経外科における人工髄液の役割
★パーキンソン病に関する脳深部刺激療法
(私のつぶやき:実は私はパーキンソン病に似た症状もいくつか経験しています。脳脊髄液はもしかしたら、パーキンソン病にも関係しているのかも?早く脳脊髄液の仕組みを研究して~。きっといろいろなことがわかるはず。)
★ADの病理学的兆候の早期発見を!