脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

なぜ、脳脊髄液漏れでは光でいろいろな症状が出るのか?

2022年03月25日 | つぶやき
内因性光感受性網膜神経節細胞

(↑リンク先natureダイジェスト)

以下は昨年2021年のNHKの「ためしてガッテン」から


 に
[なぜ、まぶしい光によって片頭痛が誘発されるのか?それは“第3の目”と呼ばれる「内因性光感受性網膜神経節細胞」という細胞が深く関わっているということが近年の研究で明らかになってきました。この細胞は、ほとんどの脊椎動物に存在し、光を感知するセンサーのような働きをしています。普段は、太陽光を感じ取ると脳に信号を送り、全身に血液を行き渡らせるために脳を“活動モード”に切り替えてくれています。しかし、片頭痛患者は何らかの理由でこの“第3の目”や脳が光に対して過敏に反応してしまい、脳の血管が大きく拡張してしまってズキズキとした痛みが起こると考えられているのです。]


と書いてありますが、私は疑問があります。

その「第3の目である細胞や脳が光に対して過敏に反応するから、脳の血管が大きく拡張するから頭痛が起こる。」

という考え方の他、
その逆で、

たとえば、交通事故など何らかの原因で脳脊髄液が漏れ、または脳脊髄液が何らかの理由で減る事で、

脳を包む頭骸骨の脳と脳脊髄液の体積量を保つため、
脳を包む脳脊髄液が減った分だけ血液が増えようとして、脳の血管が拡張し、
それによって内因性光感受性網膜神経節細胞も正常に働かなくなり、過敏になり、頭痛やさまざまな症状(たとえば光や音に過敏になるという症状)が起きる事もあるのでは?
と私自身の実例から思います。

つまり、考え方次第で、
原因と結果が逆になるって事。

前者は、
①内因性光感受性網膜神経節細胞や脳が何らかの原因で過敏になるから、
②脳血管が拡張し、
③結果頭痛が起きる。
という考え。

私の主張は、
①脳脊髄液が漏れると
②頭骸骨の中で、脳を包むべき脳脊髄液の減った分を補おうと、モンローケリーの法則で頭骸骨の内容量を保とうと脳血管が広がり血液量が増える。
③すると、内因性光感受性網膜神経節細胞も正常に働かなくなり、
結果、光に過敏になり、光が刺激になってさらに症状が出るという悪循環に陥る。

という考え方です。
この私の主張、もしかして世界で初めて?

natureにももしかしてまだ載っていない?
その事に気づいて研究している研究者いる?

まだいないだろうなぁ。
だって脳脊髄液減少症の患者を診ている医師は少なく、患者が殺到してデータ集めたり論文にまとめたりする時間も体力もないだろうし、

目や脳の研究者は、脳脊髄液減少症のパイオニア医師たちをリスペクトして共同研究や協力をもちかける人も皆無だろうし。

早急に脳脊髄液減少症患者の光過敏の研究に取り組んでほしい。

研究が進めば、もしかしたら、生まれつきの発達障害の人たちの、光過敏、音過敏の症状の原因もわかり、
サングラスや耳栓の対処法だけでなく、
他の、
脳の過敏性を抑えるための大元の脳で起こっている原因の新たな直接的な解決策が見つかるかもしれないと私は思うから。


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