脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

名取先生、脳脊髄液減少症を知っていますか?

2021年05月23日 | アトピー性皮膚炎と脳脊髄液減少症
ニセ医学に対して調べていたら、
ニセ医学について本を出してる内科医の、名取先生の本とブログを見つけました。

その、
気になる記述を見つけました。


「低気圧の体調不良には五苓散が効く」のか?


というもの。

どうやら、脳脊髄液減少症について何もご存知ないらしい。

残念です。

ただ、五苓散については、私も試したけど、その効果はわかりませんでした。

OS1飲んで横になってた方がよほどまし、
点滴早めにしたほうが、よほど効果があると感じました。
五苓散の効果は、私としては??

その点では名取先生と同じですけど、
名取先生は、
低気圧や気圧の変化と、体調変化についても、疑問を持っておられるようなので、
それについては、はっきり言えます。

体験者だから。

脳脊髄液漏れていると、低気圧の環境で症状が悪化します。
髄液漏れ止める治療すると、気圧の多少の変化でも症状は出なくなり、治療前のように症状で動けなくなるとか日常生活に支障が出るほど寝込む事はなくなりました。

これ、本当です。

名取先生が、私の話を信じてくれるかどうかわかりませんが。

かつて、2000年ごろ、交通事故で起こる脳脊髄液減少症の存在に気づき始めた少数の医師たちは、
そんな事など信じないその他大勢の医師たちに、激しくバッシングされ、脳脊髄液漏れを止める治療であるブラッドパッチ治療が、プラセボ効果だ、おまじないみたいなものだと、多くの医師たちにニセ医学呼ばわりされ、嘲笑されていたのを私は目の当たりにしました。

けれど、のちに、脳脊髄液が漏れる状態が次第に明らかにされ、16年後の2016年、
漏れを止めるブラッドパッチ治療が、患者団体の署名活動など並々ならぬ努力の末、やっと健康保険適用になりました。
かなり厳しい診断基準ながら。

このことから言える事は、
確かに、さまざまな症状で苦しみ、藁をもすがる思いの患者の心にニセ医学は忍び寄ってきます。

脳脊髄液減少症の主治医を批判する地元医師には、今までたくさん出会ってきましたし、今もなお出逢います。

ニセ医学に傾倒する医師には近づくなと忠告までしてくれる医師も多かったです。

でも、本当に患者を騙すニセ医学もあれば、

多くの医師にニセ医学呼ばわりされていたのに、のちにそれがニセ医学ではなかったケースもあるのです。

脳脊髄液減少症みたいに。

ひと昔前まで、胃酸の中で生き残れる菌などないとされていたのに、ピロリ菌が胃の中にいて、胃がんの原因になる事は今は周知の事実です。

結局患者は自分の頭で、何がニセ医学で、何がホントの医学なのか、判断するしかないのだと思います。









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