過去に、自分が性加害に遭い、
それを我慢し続け、耐え続け、その結果、気に入ら、優遇され、有名になり成功した。
それによって自分も名声を得て、収入も得て、夢もかなったわけだから、自分は間違っていないし、成功に導いてくれた。
性加害者の私腹を肥やすために何年も何年も働かされ、利用され続け、貢がされ続けたけど、
有名にしてくれたから、加害者を心底憎めない、感謝してるという心理状態にある。
被害者の置かれた状態。
私は理解できるよ。
だってグルーミング状態だから仕方ない。
男性から男性への性被害が、軽くみられる時代でもあったし。
自分の精神状態を保つための無意識の自己防衛策でもあったと思うし。
だから、所属タレントの中には
被害者と加害者の両面を併せ持つ人たちがいる。
でも、それが、未成年なら言えなくても仕方ないけど、
成人になっても、その加害者の組織に何の疑問も持たずに属し続けて、
仕事をもらい続け、
さらに活躍の場を広げ、
マスコミに出まくり、
年齢を重ねて、30代、40代、50代、
さらに地位と名声を手にした上、
経営者側にまで抜擢される人がいたとしたら、
辞めてなお、その組織の犯罪を黙っていて、それにより若い子たちの性虐待を防げなかった70代の元アイドルたちがいたとしたら、
その人たちは、大人として子供を守る義務を放棄していると思われても仕方がないのではないか?
後から次から次へと有名になりたくて、スターに憧れて加害者の組織の門を叩き、入ってくる若い子たちがいても、
誰もその子たちに迫る危険を教えない。
被害者になる可能性があることをわかっているのに止められない。
有名になるためにこういうめにあうよ、それでもいいの?
嫌だったらすぐ辞めた方がいいよ、って
なぜ教えてあげられなかったの?
権力者が怖くて?
自分の成功や立場まで奪われるから恐ろしくて?
子供たちが、経営者に犯される事が日常的に行われている事を知りながら、
大人なのに、
子供たちに危険が迫るのを見て見ぬフリを続け、
小児虐待犯罪の常習犯の存在を見て見ぬフリしてきた、成人になっていた所属タレントたちがいたとしたら、
その人たちには
全員、ある意味、罪があると私は思っています。
辞めたから関係なくはない。
所属していない、今はその組織を辞めたタレントも含めて、黙っていた事で犯罪を抑止できなかったのだから、無罪放免ではないと思います。
かつて、所属していた人たちすべて、このまま黙って墓場まで持って行くつもり?
言えない事は私もあるから、その気持ちはわかるけど。
せめて、文章にして残せないの?
成人になっていたのに、
その後、性虐待される子供たちの危険を知っていながら見て見ぬフリしてきた人たちは、ある意味、加害者の組織に加担してきた人。
子供たちを性虐待から守れず、見て見ぬフリしてきた人。
せめて、罪滅ぼしに、
今からでも遅くないから、
そこで何があったのか?
どんな被害を受けたのか?
何をされたのか?
当時はとんな気持ちだったのか?
どうして、黙らざるを得なかったのか?
そこでは自分が生き残るためには、黙っているしかたなかったのか?
とか、
正直に事実を話してほしい。
そうする事で、問題の本質が見えてくるはず。
どうか、墓場まで秘密や、自分が言いたくない事を持っていかないで、
せめて、「私が死んだらこの封書を開けて」と、手紙にでも真実を書いて置いて遺言書のように文章を残してください。
もし、できる事なら、墓場まで、持っていかずに、年老いて、寿命が迫り、自分がもくすぐこの世からいなくなると察したら、
死ぬ前に、まくら元に、文春記者を呼んで、すべて、真実を語ってください。
そうでもしないと、事件が闇に葬られてしまう。
それじゃあ、再発防止に活かせないと思う。
自分は被害を受けていない、と言って、自分の心を守るのは、それも生きるための自己防衛だからしかたないと思うけど、
それは
生きている時、だけにしてほしい。
どうか、死んでまで秘密をあの世に持っていかないでほしい。
自分は被害に遭っていないと自分にウソをつくのは、
自分のメンタルを守るためだけに生きている時だけに使って!
どうしても、生きているうちに真実を話す事が耐えられないなら、
本当の事はどうか、書いて置いて、死後に誰かに開くようにしておいてください。
それが、事実究明と、
再発防止の出発点だと思います。
このままだと、事実が闇に葬られてしまう。