親族Aの場合
Aは、かかりつけ内科の医師の処方する薬を信じて飲み続けた。
しかし、度々体調を崩して入院した。
胃がむかむかすると、自分で胃薬まで買って飲んでいた。
足がむくみ痒いという症状には、皮膚科の開業医に行き、痒み止めの塗り薬をもらっていた。
それでも、主治医を信じて、定期的に主治医に通って、形だけの検査と薬にお金を払い続けていた。
昨年Aが吐いて入院した時も、主治医は胃ばかり調べても原因が分からず、何も説明せず退院させた。
実はのちにとんでもない事が判明する。
当時は、
度重なる不調に苦しむ当の本人も、その配偶者も、子供たちも、そして私も、
そしてなにより医師本人も、
さまざまな症状の根本原因が何なのか誰も気づいていなかった。
まさか、Aの主治医が、検査結果を読み解かず、
漫然と検査だけしていて、
しかも検討はずれの誤処方をしているとは
私たち素人は誰も気づかなかった。
Aはその医師の処方や治療や生活のアドバイスを少しも疑う事もなく、信じて従い続けた。
それがすべて間違いだとも気づかずに。
これを盲信と言うなら、医師による洗脳とも言える事だと私は思う。
私が、Aの足のむくみに気付き、これはおかしいよ!と言い。
医師を変えた方がいいと思い、別の医師を、むりやり受診させた。
すると、今までの主治医の処方間違い、検査結果の見逃し、その対処法の間違いが判明。
Aの体調不調が何だったか、大元の原因が判明。
それを元の主治医は見逃していた。だもの、さまざまな症状はでるはず。
だって何も治療していなかったのと同じだから。
生活指導も間違っていたし、
今まで処方されていた薬が、なんと腎臓の機能が低下しているAの持病の人には飲んではいけない薬だった。
今まで定期的に受けていた血液検査も、ただ漫然と検査をするだけで、ひどい数値が出ていたのに対処もされず放置されていた。
新しい医師に過去の検査結果を見せると、
そのひどい数値に驚いていた。薬をもらいに行った薬剤師にも見せたら「見たことない悪い数字」と驚いていた。
なのに、今までの医師はなぜ自分が専門医でもないのに、患者を抱え続けたのか?
自分がわからないなら、すぐ専門医に紹介して回せばいいのに。
専門医である新たな医師は年配だけどその疾患には経験豊富な医師。
その医師の新たな処方、定期的な検査とその検査結果に基づく適切な処方により、
Aが体調を崩す事はなくなり、元気に過ごしている。
あのまま、前の医師を信じ込んでいたら、もしかしたら今頃死んでいたかもしれない。
ひとたび1人の医師のその考えは判断に少しも疑いを持たず、信じ込んでしまうと、
患者はある意味、総合的に判断する力が奪われてしまう。
宗教という名の犯罪集団や、
詐欺師と同じ、
医師という名の、洗脳者がいることに、
世間はあまり気づいていない気がする。
医師という名のある意味教祖様を信じ込む前に、
別の医師の意見も聞く事は大事。
それがきっかけで、
前の医師の洗脳か解ける事もあり、新しい考え方の医師の治療で治る事もあるのだから。
これは、脳脊髄液減少症患者にもあてはまる。
さまざまな症状の真の原因は脳脊髄液減少症なのに、
さまざまな医師にさまざまな病名や原因をもっともらしぬ提示され、それを患者は信じてしまう。
そして一度つけられた病名を信じてしまうともう、自分の症状の原因が脳脊髄液減少症だなんて考えもしなくなる。
考えたとしても、前の医師の診断や病名を捨てられない。
前の病名に脳脊髄液減少症を付け加えていくだけ。
これが洗脳と言わずなんというのか?
脳脊髄液減少症に気づかない医師や、
気づいていてもわざと自分の主主張や専門分野の病名をつけて患者をそうだと思い込ませたりする医師と、
その医師の信者みたいな状態になってる患者にもいるって事、忘れないで!
常に何が正しくて何が間違っているのか、さまざまな視点から自分で情報を集めて、
自分の頭で考える事、
それができない人は、洗脳されたり、
騙されたりしやすいと思う。
ご注意を!
自分の症状を治すのは医師ではなく、自分。
だって治せる医師を選ぶか、治せない医師を選ぶかは自分次第なのだから。