くらし未来報道部 科学みらい部次長
岡崎明子さんの
運も実力のうち?
医学部に、くじ引きで入ったら
という本日の記事が、実に爽快だ。
医師といえどもさまざまな人がいて、
中には、人を人とも思わない人もいる事は、
脳脊髄液減少症患者なら、
そんな医師の1人や2人に出会っている事だろう。
週刊朝日の昨年6月の記事によると、
医学部に合格者を出した高校ランキングの上位30校のうち、28校が私立の中高一貫校だという。
つまり、家庭が中高一貫の私立に通わさられる経済力、さらにはそこへ合格させるための教育を幼い頃からお金をかけてできる家庭の出身者がほとんどだろうと、
岡崎さんは書いている。
医師養成のあり方に疑問を持つ人たちで
この記事に
興味のある方はぜひ読んでほしい。
私はさすがに、くじ引きだけで、選ぶのはどうかと思うけど、
やはり、
学力だけでは医師には欠陥がある人が増えてしまうと思う。
いい医師には、患者から得られる一つの情報だけでなく、患者が言わない情報まで、自ら引き出す能力と、そこから考えがひらめくセンスと、
自力で情報を集め、考え、適切に判断できる能力も必要だと思う。
理系で、学校の限られた科目の成績がいいというだけでは、医師になってほしくないと、私は思う。
ましてや、家が病院を経営しているからとか、
親が医者だからとか、
代々医師の家系だからというだけで、
適性もなく、自分が好きでもやりたいわけでもないのに、
医師にならないでほしい。
医師になりたい人が、家庭環境に影響される事なく、
塾にも行けて、医師になるための道に、チャレンジできる様なしくみ、
そのチャレンジした中から、医師に相応しい適性を持つ人を選び出せるような仕組みが、
社会にできたらいいなと、私は思う。