脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

マイナ保険証のデメリット

2022年10月13日 | 2022年9月からのつぶやき
マイナンバーカードと健康保険証を一体化する事はメリットだけではない。

特定の患者にはデメリットもあると私は思う。

たとえば、私みたいな人。

その事には
まだ誰も気づいていないらしい。


それはね、
症状を抱えていても、どの医師を受診して検査をしても、原因不明と言われたり、精神科に回されて薬漬けにされたりするような、医師にも誤診され続ける可能性のある
医師の認知度の低い疾患になってしまった患者には、

デメリットもあるんじゃないの?って事。

医師がすぐ的確な診断ができないからこそ、
患者はそれに不信感を持って、
しかたなく別の医師を受診したりする。
次々と医師を受診して、
それぞれの医師の主張する病名をつけられたり、
投薬されたりする。

それでも誤診だから治るわけもない。

結果的に
医師にさらに不信感を持ち、症状の原因を見つけるべく、

治せる医師探しを患者は余儀なくされる。

つまり、脳脊髄液減少症患者のような人は、医師から「ドクターショッピング」とバカにされるような行為に
走らざるを得なくなる。

すると、その診療歴はマイナンバーカードと連携した保険証によって、すべて次の医師に知られてしまう。

マイナ保険証を使う時、過去の診療情報を公開する事に同意するか、しないか選べるらしいけど、

いつも「同意しない」としていたら、医師に不審がられるかもしれない。

「同意する」を選べば、

薬も、検査も、診療した病院や医師が


次の医師、その次の医師に、過去の受診歴や投薬歴をすべて見られてしまうのだろう。

なんて恐ろしい。

それにより、メリットどころが、デメリットが発生する危険もある。

たとえば、
「この人、精神的な不安が原因でドクターショッピングしてる!」と初診から色眼鏡で見られてしまいかねない。

それにより、
医師の誤解と偏見を助長し、

ますます、患者を客観的に診られなくなり、
真の症状の原因から遠ざかり、ますます誤診を助長する恐れがあると私は危惧している。

だから、必ずしも、過去の受診歴や投薬歴がすべて医師にわかってしまう事が、
すべての患者のメリットとなるとは、私は思えない。

なぜなら、私自身、現段階で、
次の医師に相談に行く時、
過去のすべての受診歴や投薬歴を晒していないから。

全部素直に言った結果、
つい今年の最近の事だけど、
「病院、好きにならなくていいから!怒」と
男性神経内科医に説教された。

初対面なのに、過去の私のカルテの訴えや、他の病院の受診歴を見ただけで、
私を「病院めぐりが大好きの困った患者」だと即座に判断されてしまったのだろう。

私はとても悲しかったし、医療に失望した。
低気圧で具合が悪かったから相談に行っただけなのに、
いつもの理解ある医師の診察日ではなく、
大学病院からのバイト医師の診察日だから覚悟はしていたけど、
まさか、ここまで初対面の医師に誤解と偏見の目で見られるとは思っていなかったから。

だから、マイナンバーカードと健康保険証が一本化される事が、すべての患者にメリットがあるとはとうてい思えない。

過去の受診歴を次の医師に知られると、
また医師に、「病院めぐりが大好き患者」と先入観を持たれてしまう可能性が高いと体験なら強く感じるから。

前の医師の診断名や投薬歴による先入観に影響される事なく、まっさらの気持ちで、診てもらいたいから、

前の医師の受診歴や投薬歴という、
先入観なしに、別の医師の判断力で診てもらいたい人もいると思うから。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (キャサリン)
2023-02-05 22:08:14
またも、ごめんなさい。
ここ読んでなかったです。

お互い、、医療難民と言うか
私の場合、気圧の影響は一時なんです。。一時過ぎて病院にかかれない。だから自分さえ我慢したらいい状態それしかない。
医者は、症状を左右対称にしたがるけど、違うし。
画像が現状の見解から、はみ出しているらしいです。
たぶん。

神経内科、変わりもん多くないですか?
私も、診てもらえなかった。昔ね。

医療に流され、病名4つ持ってるけど、たぶん1つでじゅうぶん。
だから病名なんて何でもいいし、数にも拘らない。

もう逆らわない。誰にナニ言われても平気。
逆らわないかもしれないけど、言い返す。
返信する
Unknown (ゆめ)
2023-02-06 21:03:06
正確に言えば、私は今も「地元では」今も医療難民です。
変わり者の医師は何科にもいますよ。
脳外科にも神経内科にも、精神科にも。

私は病名はなんでもいいわけではなく、治るためのヒントになるもので十分です。
それが脳脊髄液減少症をもたらす脳脊髄液漏出症だったってわけです。
私も病名は1番の原因を示すひとつで十分。
病名の多さで不幸自慢もしたくないし。

4つの病名って、たとえば慢性疲労症候群、線維筋痛症、脳脊髄液漏出症、頸性筋症候群とかあたりですか?

1人の患者の不定愁訴をそれぞれ違う医師が違う視点でみれば、いくらでも、病名がつくのが脳脊髄液漏出症だと思います。
返信する
Unknown (キャサリン)
2023-02-08 17:03:13
髄液漏れを分解して、対処法みたいな病名だと私は思ってます。
そこらへんにある名前ですよ。
慢性疲労なんて立派なもんじぁありません。

病名と治療が見合ったものなら納得します。

自分がブラットパッチをした頃、交通事故から家族にも理解されずに病んでた古い話を思い出し、その人に連絡してみました。
平塚で治療してました。家族すら加害者の味方をしてた、酷い話でしたがブラットパッチして良くなったと言ってました。
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