小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

ろうばい

2013-05-21 13:49:26 | 日記
            ろ う ば い
 素人が株で損をするのは、逡巡と狼狽です。
株価がどんどん値上がりすると、乗り遅れるなと心境はそぞろになります。でも、なかなか買うチャンスの見極めができないで「どないしょ どないしょ」と逡巡します。 その間に株価はさらに上がって8合目・9合目になってやっと買う決断をします。
でも、そこはもう天井に近い相場でそれ以上の値上がりは期待できません。
一方、株価の下落はつるべ落とし、一旦下がり始めるとどんどん下がり続けます。
底値と思う時に持ってる株の倍の株を買い増し(ナンピン買)すれば、株価半値戻しで損を取り戻せるのですが、そういう余裕はない。(心理的・資金的)
これ以上損をしたくないとおろおろして売ってしまう。
これが「狼狽売り」

        か ら 売 り (買 い)
 プロは軍資金の数倍の「勝負」をします。
(売)建玉(たてぎょく) 
証券金融会社から「株券」を借りて、それを売ります。
おおむね6ケ月の間に資金を返済しますが、その返済資金は株を売ったお金です。  株価が値下がり局面でその利鞘を稼ぐのです。
株価の値下がり局面で素人が儲けることはほとんど不可能ですが、プロは儲けます。
(買)建玉 
 資金を借りて株を買います。 借入金の返済期限までに株を売り、その売得金で借入金を返済します。
その際に生じる利鞘(または損失)で生計を立てているのです。
株価が上昇局面にある時にも・下降局面でもプロは儲けるのです。
プロが儲けるということは、誰が損をするのか?・・・

コメント
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