小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

卵のワニ

2013-08-27 14:28:43 | 日記
             卵 の ワ ニ            NO.151
 水汲みに沼に行った村人が、次々とワニに食い殺されて悲嘆した村おさは神様に懇願しました。  どうか沼のワニを退治してください。
神様は黙ってウサギほどの小さな動物を村おさに渡してくれました。
その名を仮に「ラビド」としましょう。
「こんな小さな動物がワニを退治するの?・・・」 村人は半信半疑でそのラビドを沼のほとりに放ちました。
ラビドは岸の砂を掘り返しては埋める動作を繰り返していましたが、ワニ近づくとさっさと逃げるのでした。
「こりゃアカンわい!」村人はあきらめましたが、その後3年・5年・10年と経つと沼のワニはどんどん減って行き、いつの間にか姿を見せなくなって村に平和と安心が戻りました。
ラビドはワニを退治したのではなくて、ワニの卵を食べつくしていたのでした。
さて、強大な国家権力が誤った帝国主義の方向に向かっいる今日、我々一介の庶民にはそれに立ち向かう強力な手段を持っていません。
でも、ラビドがやったように巨大な強敵に対峙するよりも、ひ弱な紙切れの1票を、国家中毒に陥ってる邪まな権力者に与えないことこそが、いずれは平和と民主主義を実現することになるのではないでしょうか?
ちょっと気の長い話になりますが・・・。
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卵のワニ

2013-08-27 14:28:43 | 日記
             卵 の ワ ニ            NO.151
 水汲みに沼に行った村人が、次々とワニに食い殺されて悲嘆した村おさは神様に懇願しました。  どうか沼のワニを退治してください。
神様は黙ってウサギほどの小さな動物を村おさに渡してくれました。
その名を仮に「ラビド」としましょう。
「こんな小さな動物がワニを退治するの?・・・」 村人は半信半疑でそのラビドを沼のほとりに放ちました。
ラビドは岸の砂を掘り返しては埋める動作を繰り返していましたが、ワニ近づくとさっさと逃げるのでした。
「こりゃアカンわい!」村人はあきらめましたが、その後3年・5年・10年と経つと沼のワニはどんどん減って行き、いつの間にか姿を見せなくなって村に平和と安心が戻りました。
ラビドはワニを退治したのではなくて、ワニの卵を食べつくしていたのでした。
さて、強大な国家権力が誤った帝国主義の方向に向かっいる今日、我々一介の庶民にはそれに立ち向かう強力な手段を持っていません。
でも、ラビドがやったように巨大な強敵に対峙するよりも、ひ弱な紙切れの1票を、国家中毒に陥ってる邪まな権力者に与えないことこそが、いずれは平和と民主主義を実現することになるのではないでしょうか?
ちょっと気の長い話になりますが・・・。
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卵のワニ

2013-08-27 14:28:36 | 日記
             卵 の ワ ニ            NO.151
 水汲みに沼に行った村人が、次々とワニに食い殺されて悲嘆した村おさは神様に懇願しました。  どうか沼のワニを退治してください。
神様は黙ってウサギほどの小さな動物を村おさに渡してくれました。
その名を仮に「ラビド」としましょう。
「こんな小さな動物がワニを退治するの?・・・」 村人は半信半疑でそのラビドを沼のほとりに放ちました。
ラビドは岸の砂を掘り返しては埋める動作を繰り返していましたが、ワニ近づくとさっさと逃げるのでした。
「こりゃアカンわい!」村人はあきらめましたが、その後3年・5年・10年と経つと沼のワニはどんどん減って行き、いつの間にか姿を見せなくなって村に平和と安心が戻りました。
ラビドはワニを退治したのではなくて、ワニの卵を食べつくしていたのでした。
さて、強大な国家権力が誤った帝国主義の方向に向かっいる今日、我々一介の庶民にはそれに立ち向かう強力な手段を持っていません。
でも、ラビドがやったように巨大な強敵に対峙するよりも、ひ弱な紙切れの1票を、国家中毒に陥ってる邪まな権力者に与えないことこそが、いずれは平和と民主主義を実現することになるのではないでしょうか?
ちょっと気の長い話になりますが・・・。
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