犬としっぽ

　　　　　　　　　　　　犬 と シ ッ ポ　　 ＮＯ.139
　私たちは一体どうしてこんなに会議が下手なんでしょうか？
議題と関係のないことをべらべらしゃべりがしたら、もう止まらない人。
提案に対して例外的な事例をもち出してきて、そんなときにはどうするんだ！・・・などと、議長が返答に窮すると鬼の首でも取ったような態度をしめして、会議の進行を妨げて悦に入っている人。
建設的な意見を全く出さないで、何でもかんでも議長一任と言って議論を深めない人。
犬がしっぽを振るのはわかりますが、しっぽが犬を振りまわすのはバカバカしく、あってはならないことではないでしょうか？
「しっぽが犬を振りまわす」のは会議だけの話ではありません。
我が国の憲法は「主権在民」をうたっているのに、あたかも一握りの権力者が、国民の生活や生命・財産・権利などを守らず、権利をほしいままにしてるのは、まさに「しっぽが犬を振りまわしているのと同じではないでしょうか？
国民が主人（犬）で、政治かはしっぽ（召し使い）なのです。