27.04.03 博 士 NO.754
.私が通っている耳鼻科の医師は博士です。 でも、平素やってることといえば人様の鼻の穴を覗いたり、
鼻汁や耳垂れを吸引して掃除したりと外見上決して美しい仕事には見えません。
泌尿器科の先生は人のオチンチンに管を通したり、小便を分析したり陰嚢をまさぐったりで、臭い上に
あまり愉快な仕事ではないでしょう。 肛門科ならその上を行く。 しかも毎日毎日です。
昔、チャップリンの映画「モダンタイムス」で、朝から晩までボルトナットを締める作業をしている職人が、
仕事が終わっても人の目や鼻を見るとと、ボルトナットに見えて無意識のうちに腕がナットを締める動
作になってしまうという悲喜劇がありましたが、今の医学博士さん達はどうなんでしょうか?
大丈夫でしょうか? 事実患者さんに好きなままにさせている精神病院なんかでは、白衣を着
たもっとも医師らしく振舞っているのが患者であり、患者のようにしか見えない神経質な顔をした人が
実は医師だったなんて話もあります。
でも、医師にはそれなりの待遇が期待されていますが、それらの医師とほとんど同じような3Kの仕
事をしている「介護・看護」の職員には、どうしてあんなに待遇が悪いのでしょうか。
人間の尊厳は患者はもとより、介護・看護に従事する人にももっと配慮されるべきではないでしょうか?