27.04.19 カックルパッキンド NO.770
おれの名前を誰も知らない、カックルパッキンド・・・極悪非道の限りを尽くした謎の怪人が、誰も居ない
(ハズ)の森閑とした深夜の森で一人叫ぶ。 その行為がもとで逮捕される。 天知る・地知る人ぞ知る。
少年時代に読んだ冒険小説の一節です。 およそ犯罪を犯した人間は、その犯罪の社会的な影響が多
きければ大きいほど、自分が犯した犯罪であることを世間に顕示したいという自家撞着におちいる。
神戸の酒鬼薔薇聖人がそうだったし、少女誘拐殺人の小林某もそうでした。
「車人をひき逃げした犯人は必ず現場に戻る」 事故が多い沿線場所近辺に住んでいた友人のO君は、ひ
き逃げ事件を起こして一旦は逃亡したものの、その後どうなったのか気になって現場に戻ってきた犯人を
2度にわたって警察に通報して逮捕にこぎつけ、警察から表彰を受けた。
ちょっとした注意で悪人を捕まえることが出来るのです。 他人事とは思わずに、ちょっとヘンと思われるよ
うなケースでは、お節介かもしれませんが一声かけることが犯罪防止につながります。