27.04.24 願 か け NO.775
神社仏閣にご利益(りやく)を賜るためにお願いごとをし、一定の難行・苦行に耐える約束をして、それ
を実行すること。(茶断ち・酒断ち・断食・お百度参り・丑の刻参り等) いまどき、そんなことしたって・・・
と嘲笑されるでしょうが、昔はそんなことをまじめにやっていた。
私の高校受験の際、母が合格祈願(願掛け)をやっていたんだそうです。 合格の報を伝えた際に母が
吐露したのです。 合格はそんなことのお陰だとは思わなかったし、ことごとく考えが違う異端の母子
関係でしたが、そうは言えなかった。 子を思う健気な親の心情に熱いものを感じたものでした。
夜間のしかも商業高校と言えども、競争率は3.5倍の難関でした。
さて、私自身のお墓は不要と言っていますが、母の墓「掃除」に行った際には、この年齢になって初めて
「孫たちが病気や事故に遭うことなく、健やかに巣立つように・・・見守って・・・」と心に念じて手を合わせ
・頭を下げてくることにしています。 そんなことしたってどうということにはならないのに・・・。
これは円熟したのかそれとも単なる老化現象なのか?
そういえば、わが津之江北町には阿闍梨の杜(あじゃりのもり)という古い社(やしろ)があって、水垢離
(みずごり)に使ったのでしょうか古い井戸もあります。 一度ご覧いただければ・・・と思います。