30.02.04 オエデイップス NO.1790
数奇な人生を経験したオエデイェイプス王は、眉目秀麗な年上の女性に恋をして、その女
性を力づくで手に入れて自分の妃にしました。
ところが後日になって、その女性はまさしく自分の母親であることが判明したのです。
不倫どころの問題ではなく、神の掟を蹂躙する者として群衆に弾劾され、耳・鼻を削ぎ落
され処刑された・・・とギリシャ神話にあります。
母親のような女性を恋すること、極度にコンプレックスを抱くことを、一般にマザーコン
プレクスといいますが、心理学的にはオエディップスコンプレックスというようです。
「禁断の実は甘い」ということしょうか?良過ぎる話は危険ということでしょうか?
コンプレックス・ハングリー精神は努力の礎になりますが、合理性を伴わないものは危険
です。