31.02.21 反 知 性 NO.2154
年齢を重ねるとともに、難しい理屈や説明・手続きなどが煩わしくな
ってきましたが、だからと言って解りやすく・簡単な説明に安心しては
イケナイ。
トランプのように知性のかけらもない大統領が生まれるのも、国境に壁
を作る、とかアメリカファースト等それが本当に正しいことなのかとい
うよりも、誰にも簡単に解るスローガンだからだという。
かつて、わが国でも小泉純一郎は「郵政民営化が改革の本丸」などと、
全く見当違いな理屈を掲げて政権を奪取したし、今の安倍さんだって
知性のかけらもないのを僥倖として、問題のすり替え・はぐらかし・無視
・揚げ足取り等々恥も外聞もなくやっている。
野党にももう少し「骨」のある人がいればよいのですが、ドングリの背比
べをやってるようなもので、適当にあしらわれている姿が痛々しい。
*「わかりやすさの罠」 池上 彰 著 を参考にしました。