小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

人間万事

2019-02-24 20:15:56 | 日記

      31.02,.25     人間万事塞翁が馬   NO.2159

 ①  飼っていた馬が逃げ出して悲しんでいたら、その馬が仲間をつれて

  帰って返ってきた。

②  息子が喜んでその馬を乗り回していたところ、落馬して足の骨を折

  り身体障害者になってしまった。

③  身体障害者になって嘆いたところ、やがてその国に戦争がはじまり、

   おおくの村人は徴兵されてその多くは戦死したが、障害者になった

     息子は障害者であるために、徴兵を免れ従って戦死を免れた。

・・・という風に「幸」「不幸」はあざなえるナワの如しだ。

不幸があってもそんなに悲しむべきではなく、反対に幸福の絶頂にあって

も有頂天になってはイケナイ・・・という中国の逸話です。

でも、これはちょっとおかしい。

先の大戦でアメリカが広島・長崎に原爆を投下して、多くの人が虐殺され

たこと。 福島の原発が爆発事故を起こしたこと・・・こういう悲劇があ

って、それがどう「幸せ」に結び付くと言うのか!?

平素何気なく使っている言葉には、思わない落とし穴がある。

コメント
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