小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

講談

2019-02-21 19:53:09 | 日記

     31.02.22      講   談         NO.2156

  日本古来の伝統芸能と言われる「能」や「文楽」を見たことはありま

せんが「歌舞伎」と「狂言」はその機会があって観ました。

でも、両方ともわけが解らなくってちっとも面白くないので、終始居眠

りをしていました。

その点、今はあまり聞きませんが広沢虎三や東屋浦太郎の浪曲(浪速節)

は、子供のころに聞いても大体の粗筋が解ったものでした。

今生き残っている「落語」は言うに及びませんが、古典といえども解りや

すくって面白くっていい。

それと「講談」もいいですね。 「講談師見て来たようなうそを言いい」

っていいますが、映像も音響もなく・ただ口先でしゃべるだけで源平の合

戦や千姫大阪城脱出の情景を、なまなましく空想させるのですから、いま

どきの政治家の空疎な話なんかより余程面白くって素晴らしい。

講談はおおむね戦記ものが多い中、田辺鶴瑛さんの介護をテーマーにし

「ふまじめ介護」という講談は、ともすれば陰気になり勝ちな「介護」と

うテーマーを面白おかしく仕立てて、「介護」を「快護」にしようとす

真面目な講談でして、こういうものをもっと多くの人に聞いていたいた

だきたいものです。

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