31.03.14 稟 議 NO.2176
稟議(りんぎ)という言葉をご存じでしょうか? 管理者の命令に
基づいて仕事をするのではなくて、下部の職員が発案(した形)で組織
の意思を決定する文書を作成(起案)し、それを主任・係長・課長・部
長へとボトムアップして最終の意思決定者が決済する方法です。
日本の官僚組織が万全の組織力を誇っているのは、この稟議制度がよく
機能しているからではないかと思います。
この反対の意思決定の方式は、カルロスゴーン日産を救った(食い物にし
た)トップダウン方式です。 どちらにも一長一短がありますが、日本の
国民性から考えると「稟議方式」の方がよいのではないかと思います。
日本人は残案ながら管理者に対して、違った意見を出す勇気がありません。
*お知らせ
シニヤ100ネット高槻主催の公開講座「老老介護時代をどう生きる」
の3月20日(水)開催(13:30~)の会場が今城塚公民館から「氷室公
民館」に変更になりました。