小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

出し遅れの証文

2019-03-18 20:15:04 | 日記

   31.03.18   出しおくれの証文   NO.2180

  裁判は「理論と証拠」という武器で戦う戦争です。

ですから、最初から当方の武器(理論・証拠)をすべて出してしまうと、

相手はその内容を見て作戦を立てますから戦いは不利になります。

ジャンケンのあとだしはずるいけれど、敵の武器弾薬の内容を知っ

て自分の武器を備えるものが勝利する。(孫子の兵法)

裁判では、結審してしまってからいくら有力な証拠や理論を出して

も、もうどうにもなりません。   出すタイミングが重要です。

出すべき証拠を出すタイミングを逃した「証拠(証文)」を「出しお

くれの証文」といいます。

 タイミングを間違えばどんなに優れた証拠・理論であっても無価値

になるのは、裁判のだけではありませんね。

 言うべき時に言うべきことを言わないと、後からなにを言っても取

り返しがつきません。

 

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