31.03.05 内助の功 NO.2167
男一人どんなに頑張ったって出来ることはたかが知れています。
それはサラリーだって、自営業者だって同じこと。 信頼して協力して
くれる内助の功が不可欠です。
育児中の細君に仕事上の協力を得ることは、現実問題としては困難を伴
いますが、理解と協力を得ないと何のために働いているのか目的意識が
希薄になります。 私が経験した業界は他の業種と違って、長時間勤
務当たり前、土日祝日は仕事のためには休みもとれない。
だから、子どもの教育や地域の付き合いなどすべては細君に頼るほかあ
りませんでした。 ろくでもないお付き合いも多々あって、家庭を顧み
ない人も多く離婚率は極めて高いのではないかと感じました。
事務処理能力も必要で、それが欠けているとたちまち事務所は「ゴミ屋敷」
になってしまいます。
でも、そういうことは、仕事を卒業したっておなじこと。 高齢期は互い
が協力し、家事等を分担して生活しないと、どちらかが健康上不調などに
陥ると生活自体が壊れやすくなる。
「男子厨房に入らず」だった人がお一人になって、困っておられるケース
を見かけます。