31.03.06 見 積 も り NO.2168
昨年の地震と台風の影響で、多くの家屋に被害が出て、未だ屋根に
ブルーシートを覆っている家屋を見かけます。
リフォーム資金の手当がつかない人もいるのでしょうが、業者に依頼
しても、人手不足と資材不足のためにやってもらえないのが大半です。
それなのに、リフォームを(受注)するため新聞などに華々しくしく
宣伝している業者を見かけます。
「見積もりは最低3社から」などと、あたかも良心的(自信満々)の様
な事を言っていますが、これはちょっとオカシイ。
一般の業者なら受注しても対処できないのに、競争入札までして受注し
ようとは思いませんし、だいたい見積もり自体、依頼者が使用する材料
(メーカー名・製品の品番・数量など)を指定し、金額のみ空欄にした
見積書(キンヌキ)を交付して、見積もり取るものですし、第一、同じ
ものを使っても施工する職人の技術レベルやメンテナンスなどの良否は書
面では確認できるものではありません。
見積もりを取ること自体を否定するものではありませんが、それよりも信
用のおける業者を選ぶ方が賢明ではないかと思います。