小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

通貨

2019-03-25 19:11:30 | 日記

    31.03.25    通   貨        NO.2187

 通貨というものは、人々がそれを通貨と認めるから通貨としての価値

があるものですね。  大昔は貝殻が通貨の時代があった。 だから今

でもお金にかかわる言葉にはおおむね「貝」がついています。

貯金 財産 販売 賄賂などなど。

通貨が「貝」から「金」になりましたが、金の生産量が絶対的に少なく

通貨として流通させるにはそのボリュームが足りないこともあって、通

貨はおおむね「印刷物」になりました。

「金」の場合はお金として流通しなくても、金そのものに利用価値があ

るからよいのですが、今の様な紙幣では万一流通しなくなったら鼻もか

めないただの紙切れになってしまいます。

アメリカの「ドル」だって中国の「元」だって、いや日本の「円」だっ

て、いつ紙切れにかわってしまうか解らない不安があります。

先の大戦中東南アジヤ一帯に大日本帝国がばら撒いた「軍票」がそうで

した。 ドルだっていつ日本の軍票のように無価値の紙切れになってし

まうか知れものではありません。

まして、仮想通貨なんてインチキ以外のなにものでもない。

*通貨の正体  浜 矩子 著  を参考にしました。

 

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