R01.06.27 捨 て 石 NO.2281
囲碁の競技では「死」を覚悟で相手陣地に打ち込まれる石があり
ます。 その石をやっつけるために、相手は勢力を分散しなければ
ならないから、その隙をついて戦を有利に進める。
相手陣地に撃ちこまれた石は、援軍の救助もなく当然に「死に石」
になる。
忍者の世界にも「死間」と言って、死を覚悟して相手陣に入り込み、
火を放ち・ころ合いを見て、仲間を逃がすための囮(おとり)にな
って捉えられる。 当然死ぬまで拷問にかけられるが、そういう仕
事は概ね、下級忍者が当たります。
政治の社会・官僚組織・経済界・ヤクザ社会でも、こういう捨て石
になって消されてゆく人がいます。 森友問題で中間管理職の人が
「自殺させられ」ました。
「寄らば大樹」といいますが、その大樹が危険です。
なにも死ぬことはない。 真相を暴露することが世のため人のため
になるのです。 死ぬな! 居直れ! と言いたい。