R 01.06.04 猿 NO.2258
人間が山に入って手入れをすることを怠って荒廃したせいなのか、
開発という名の環境破壊の限りを尽くしてきた結果なのか、本来は山で
生息すべき猿・鹿・イノシシが、人里に出現して人間を脅かす存在にな
っています。
地方では農作物被害が深刻になり、猟友会などに1頭あたり8千円~3万
円の補助金を出して、駆除にあたっている県があります。
獲った獲物を食べればよいのに、鹿肉はいかにも獣肉の色がしてみた目
で嫌われ、イノシシだって捌くのが大変なので食用に供されるのは捕獲
量の10%程度と言われます。 もったいない!
猿に至っては、猟銃を向けると合掌したようなしぐさをする(撃たない
で・・・と祈っているように見える)し、人間に最も近い動物とあって、
猿を撃つのは心が痛むので猿を撃つ猟師はすくないという。
でも、猿による被害が非常に大きいところから、猿の駆除に対して有効
な措置が求められています。
不妊手術でもしますか!? 後年に「猿権の侵害」ということで訴えら
れるかもしれませんが・・・