R 01.06.05 年 輪 NO.2259
北島三郎の歌には、山 川 橋 竹 年輪 など何の変哲もない
モノを歌にしているのが多くあります。 作詞家って、よほどの想像力
がないと出来ない商売ではないかと思います。 ところで、なごみの家
の利用者の人で「樹」を見るのが趣味で、北は北海道から南は沖縄に存
在する「日本百銘木」のほとんどを見て回ったという人がいらっしゃい
ます。
どうしてそんなに「樹」に惹かれるのかと聞きますと、「樹」というも
のは生誕して以来、じっと同じ場所で風雪に耐え樹齢数百年を超すよう
なものには、その前に立つと神々しいほどの「畏敬」を感じる魅力があ
って、なにものにも変え難いとおっしゃる。
私も死ぬまでには屋久島の「縄文杉」を見たいと思っています。