R 03.01.06 ホワイトカラー NO2899
今時は大学への進学率が高まって、多くの「学士」が誕生して
いますが、そういう高学歴を要する仕事がありません。
だから学士のその上の博士号を取った人でもコンビニのレジをや
ったり・スーパーのチェッカーをやっているひとが2万人ほどいる
らしい。 そのくせ、建築作業員(型枠工・配筋工・重量物運
転者など)が絶対的に不足しているから建築コストがうなぎ登りに
上昇しています。なにもみんなが大学に進学する必要はありません。
みんながホワイトカラーになれる保証は何もありません。
確かに教養を高めるため大学に進学することは無駄ではありませんが、
ブルーカラーの人がいてこそ現場が動くのです。
大体にして我が国のブルーカラーへの評価が低すぎるのです。
だから、敬遠されるのです。 価値観を変えなければなりません。
大学を卒業した時点で多くの学生は、奨学金の借り入れ残高が400万
円にもなっているという事態が異常です。
そんなもの非正社員・派遣社員の薄給で返済できるわけがない。
「奨学金制度が日本を滅ぼす」という著書もあった。